２７話 ページ28
副社長の仕事が予想以上に長引いてしまい最後まで付き合っていたら帰るのがかなり遅くなってしまった。
副社長に挨拶して足早に帰路についた。
早歩きで駅に向かっているとスモークガラスの車がスーッと近づいてきて窓が開いた。
｢ヌナー！電車？家まで送るから乗っていきなよ！｣
副社長がひょこっと顔を覗かせた。
｢電車で帰れるから大丈夫ですよ。ありがとうございます｣
｢えー！乗って行けば良いのに！じゃーちょっと待ってて！｣
そう言うと運転手に何か言って車から降りてきた。
｢ヌナと一緒に電車で帰るー！｣
そう言って私の横にくっ付いてきた。
｢いや、車で帰った方が良いんじゃないですか？それに同じ方向とは限らないし｣
｢ヤダヤダー！ヌナと一緒に電車で帰る！ヌナどこの駅で降りるの？｣
副社長てほんと5歳児。
｢2つ先のA駅です｣
｢えっ！ほんと！？僕もそこの駅！｣
なんと副社長も同じ駅周辺に住んでいるらしい。
｢ヌナと一緒の駅で嬉しい！さっ、一緒に帰ろう！｣
私の肩をグイッと引っ張るとそのまま一緒に駅へ歩き出した。
ほんとにスキンシップが多い。
｢ちょっ、副社長！肩離してください！｣
｢ヌナ、もう仕事じゃないよ？敬語もやめて名前で呼んでよ｣
急に真面目な顔になり私を見つめてきた。
やめてー！そんな美少年な顔で私を見ないでよー！
｢もう！分かったから！テテ！肩を離しなさい！｣
そう言うとニコーっと満面の笑みで私の肩を離してくれた。
｢ヌナって押しにすごい弱いよね！押したら僕の事彼氏にしてくれそう！｣
｢テテ…年上をからかうのはダメだよ｣
｢いひひ！だってヌナ、見た目と違って中身がかわいいんだもん！｣
はぁー。疲れる。
そのまま2人で電車に乗り駅に着くとテテはさすが副社長で駅の真ん前にあるマンションに住んでいる事が分かった。
｢ヌナ、送ってくよー！｣
｢彼氏に迎えに来てもらうから大丈夫だよ｣
｢えっ！？ヌナ、同棲してるの？｣
｢してないけどよくうちに来てるから｣
｢彼氏来てもらえなかったらすぐ言ってね！｣
｢ありがとう。テテ、また明日ね｣
そう言って駅前でテテと別れた。
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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます！グクかっこいいですよね！そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です！これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります！ (2017年4月29日 16時) (
レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです！特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました！ (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます！！すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります！ (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ x他1人 | 作成日時：2017年4月12日 21時
