２２話 ページ23
月曜日会社へ出社すると上司に呼ばれた。
｢Aさん、しばらく副社長について欲しいんだけどできる？｣
｢…………えっ！？どう言う事ですか？副社長のスケジュールもみんなで管理するんですよね？｣
突然の事で反応が遅れてしまった。
｢まだ会社に来たばかりだしいきなり副社長も大変でしょ？だから1人専属でサポートできる人をつけて欲しいって社長に言われたの｣
そりゃ大変かもしれないけど…。
なんで私！？
｢それなら私より課長の方が良くないですか！？｣
｢私は全体的なサポートしなきゃいけないからついてあげれないのよ。私の次に長いのってAさんとソヨンさんだし…ね？お願い！｣
課長とは入社当初からの長い付き合いだ。
オンニでとてもよくしてもらっている。
そんな課長に手を合わせて頼まれたら断れない。
｢うっ…分かりました…｣
私って昔から押しに弱いんだよね。
課長も長い付き合いだからそれを分かって押してくる…。
｢副社長、あと10分ぐらいで出社してくると思うから、副社長室行って今日のスケジュールとか社内案内、説明とかしてあげてくれる？｣
｢分かりました｣
はぁーとため息混じりに席に戻る。
｢なになにー！？イケメン副社長の専属秘書するのー？｣
すぐにソヨンが話しかけてきた。
｢なんで私なの！？よく考えたら私じゃなくてあんたでもいいじゃん！｣
同じ同期、私じゃなくたってソヨンでも務まるはずだ。
｢だって、私今営業の応援行ってて仕事任されちゃってるもーん。でもいいじゃん！あんなイケメンと常に行動共にできるんだよー！！…あっ、でもAにはジョングクくんがいるしイケメンは見飽きてるかー｣
ソヨンはニヤニヤしながら私をからかった。
｢はぁぁぁぁぁ。ジョングクに副社長に付くことはないって言っちゃったのに…｣
私はジョングクとの会話を思い出して盛大にため息をついた。
でも課長からのお願いじゃ仕方ないよね…。
ジョングク拗ねちゃいそう。
…可愛いだろうなー拗ねたとこ。
そんなことを考えてたら顔がニヤついてたみたいで、
｢何考えてんの？顔がだらしないよ〜｣
ソヨンにすかさず突っ込まれた。
｢だらしなくてすいませんね！あっ。やば！もう行かなきゃ！｣
｢いってらっしゃーい！副社長の事また聞かせてねー｣
そう言いながらクスクス笑ってソヨンが私を送り出した。
私は今日の副社長のスケジュールをチェックして副社長室へ向かった。
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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます！グクかっこいいですよね！そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です！これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります！ (2017年4月29日 16時) (
レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです！特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました！ (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます！！すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります！ (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ x他1人 | 作成日時：2017年4月12日 21時
