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深｢先生、あの星はなに？｣
阿｢わかんない｣
深｢は？｣
阿｢いやだって、こんな多いのにどれか説明するの難しくない？｣
深｢あの星は？｣
阿｢いやだから。って、それは北極星｣
深｢わかんじゃん｣
阿｢あはっ。わかったね｣
深｢伝わらないって諦めるお前の悪い癖｣
阿｢うん。佐久間ともあまり話せてないや｣
深｢さっくん、ニューヨーク行くんだろっ｣
阿｢その話はしなくなったけど、行くだろうね｣
深｢引き留めないの？｣
阿｢さっき、距離は関係ないって｣
深｢戻るか｣
阿｢うん｣
深｢さっくんにニューヨーク仕込みとか肩書きいらねぇと思うぞっ｣
帰り道、ふっかが小さく独り言のように話した。
肩書きのために佐久間は行くわけじゃないはずだけど、俺と佐久間はその話題を避けてる。
ちゃんと話せってことか。
真田くんのために2人で散歩したのに、気持ちの整理が出来た。
玄関で1人で座ってるピンク髪が見えた。
佐｢あべちゃん、おかえり｣
阿｢待ってたの？｣
佐｢うん。ふっか、ひかるが探してたよ｣
深｢だろっ。あいつは俺がいないとだめなんだよな｣
ふっかが靴を脱いで早足で入って行った。
阿｢佐久間、さなぴーは？｣
佐｢ゲーム中に寝落ち｣
阿｢川島先生は？｣
佐｢またお風呂入って、とーまちゃんと電話してる｣
阿｢潰れなかったんだ｣
佐｢だって、のえちゃん途中から水飲んでたよ｣
阿｢気付かなかった｣
佐｢あべちゃんは、見てるようで見てないからね｣
阿｢佐久間、言うね｣
佐｢俺も星みたい｣
阿｢じゃぁ、もう1回散歩行こうか｣
佐｢うん｣
上着を来てこなかった佐久間にコートをかけた。
こいつ、わざとだ。
手を繋いで、旅館から下る坂道を2人で降りていく。
阿｢佐久間｣
佐｢ん？｣
阿｢ニューヨーク行くの？｣
佐｢うん｣
阿｢なんのため？｣
佐｢色を増やすため｣
阿｢そっか。頑張ってね｣
繋いでた手を佐久間が離した。
顔が怒ってる…。
俺はニューヨークに行くなって言えないよ…。
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雲外桃天(プロフ) - ryolinzuさん» 良いなぁ。羨ましいです。お土産でいただけるって、ryolinzuさんは周囲の方からも愛されてますね。桃色さんは、自分で行って買うために待っていてくれているのかと。調べて見ました。ミスノの頃は、さなぴーは白だったみたいです。お伊勢うどん取り寄せ考えてます。(笑) (2021年3月14日 14時) (
レス) id: f51f04739e (このIDを非表示/違反報告)
雲外桃天(プロフ) - ryolinzuさん» 3.11、色々な思いを胸に10年目を迎えたことと思います。泣きながら津波の映像を見てたことを昨日のように思い出します。コロナ禍もそうですが、当たり前が当たり前ではなくなって、いつもと同じ繰り返しが幸せだったと気付かされますね。絆は強くなってるから大丈夫です (2021年3月14日 14時) (レス) id: f51f04739e (このIDを非表示/違反報告)
ryolinzu(プロフ) - お伊勢さん名物。鈴の御守り。お土産でいただいたものが我が家にもあります。水色と白と緑の3色。なぜ桃色がないんだろう・・・。そういえば真田さんがいた頃ってメンバーカラーってあったんでしょうか。うどん。食べてみたい。柔らかいふわふわうどん、美味しそうです (2021年3月13日 21時) (レス) id: cd12b45917 (このIDを非表示/違反報告)
ryolinzu(プロフ) - バースデー旅行。嬉しいサプライズも、そうじゃないサプライズもあったけど、いろいろな気持ちでお互い繋がってるから、これからもきっと大丈夫。東日本大震災の報道を見ながら、究極生きてさえいれば何とかなる事は多いから大丈夫なんて重めな事を考えながら読みました (2021年3月13日 20時) (レス) id: cd12b45917 (このIDを非表示/違反報告)
雲外桃天(プロフ) - yukiさん» 今の流れだとそうですね。(>_<) (2021年3月13日 11時) (レス) id: f51f04739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲外桃天 | 作成日時：2021年3月4日 10時
