13話目 ページ13
なんでだろう、もしかして私から誘われるの嫌だったのかな…仲良くなっても先輩って立場の人はやっぱ怖いものなのかなぁ。
『あっ、嫌だったら全然大丈夫なんだけど…』
shp「い、いや行きたいです。俺もちょうど行こうと思ってたんで」
『あはは、そんな焦らなくても大丈夫だよ』
今まで誘われることは何度かあったけど自分からショッピくんを何かに誘ったことはあまりない。私自身先輩という人種が苦手な部分があるので、ショッピくんもほんとは嫌だったりするんじゃないかな…とか思ってしまうのだ。
でも、この子はハッキリした子だし嫌われてるとかではないんだろう。てかそもそも嫌いな人を自分から飲みに誘ったり家まで送ったりとかしないか…
…あれ？じゃあなんで
shp「ほらさっさと行きましょ？終わっちゃいますよ」
『あ、もー早い！まって！』
彼は私にこんなに優しいんだろう……？
会社から歩いて数分。周りには、平日にも関わらずにたくさんの人がいた。
浴衣を着ている人もいるようだ。私なんてスーツのままなのにな…どうせなら浴衣着たかった。
『ショッピくんなにか食べたいものとかある？』
shp「んー…暑いんで、かき氷食べたいです」
『かき氷ね、おっけー。あっちにありそうだから行こ…っと、あっぶな』
運悪くここからかき氷の屋台までは人がこちらに大量に歩いてきている道を進むしかなく、ぶつかりそうになってふらふらとしてしまう。
shp「おっと…先輩、大丈夫ですか？」
『へっ！？う、うんありがとう…』
ショッピくんに肩を掴まれてそっと引き寄せられた。
人が多いから、私がふらついたから起きたことだと分かっていても、ちょっとドキドキしてしまう。
会社にいるときも変な考えが頭を過ぎってしまい、どうしても少し意識してしまう。
shp「はぐれそうですし、こうしときましょ」
『えっ！？う、うんそうだね…？』
自然な流れで手を繋がれてしまった。胸がどっと高鳴り思わず変な反応を返してしまった。
shp「あ…嫌でした？」
『いやっ！全然大丈夫だよ！』
なぜか変に強がったせいでショッピくんと繋いだ手にきゅっと力を入れてしまう。ああもう、なにやってんの私…！！
shp「っはは、先輩焦りすぎっすよ」
『もう、ショッピくん最近先輩のことからかいすぎだから！』
shp「だって面白いんですもん」
ああもう、これじゃまるで恋人にでもなったみたいで意識するなという方が無理な話だ。
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ふわぴ(プロフ) - 紫崎 亜弥さん» 修正いたしました、ありがとうございます！ (2019年11月26日 21時) (
レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
紫崎 亜弥(プロフ) - サブタイトルが１つとばしてますよ (2019年11月26日 20時) (携帯から) (レス) id: 598bb1266d (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - 豆鳩さん» こういう邪魔が入るありがちな展開めちゃくちゃ好きなんです！wありがとうございます！ゆっくりですが頑張って更新します！！！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
豆鳩 - 見てる途中、「ごらぁ上司なに余計なこといっとんじゃ」って言ってましたね、ハイ(((内容自体面白かったり、せつなかったり涙でそうでした(更新全裸待機しときます(｀・ω・´)キリッ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 8b3ed09eb3 (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - あかさん» ご指摘ありがとうございます。こちらの異動という字は仕事の部署が変わるという意味ですので移動ではなく異動にしております・・・！細かいところまで読んで頂きありがとうございます！ (2019年10月23日 18時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわぴ
| 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2019年9月23日 13時
