2話目 ページ2
shp「てかそれ先輩の担当してる仕事じゃないでしょ」
『先輩にはちゃんと敬語使いなさい。まあ、うーん…実質私の仕事みたいなものだよ』
後輩であるあなたの仕事なんだから！なんて言われて無理やり渡されたのだからまぁ実質私の仕事になってしまう。なーにがあなたの仕事だよあんたのミスだろうが。
shp「…先輩また声出てます」
『…どの辺からだった？』
shp「なにがあなたの仕事だよ、辺りからっすね」
『あー…まあ聞かなかったことにして』
先輩って意外と腹黒いっすよね、なんて言いながら彼は少し笑った。…え、笑った顔初めて見たかも。
shp「はあ…とにかく俺も手伝いますよ」
『えっ…いや大丈夫だよ、ショッピくんもう定時過ぎてるでしょ？』
shp「それは先輩も同じでしょ。どうせ家帰ってもやることないんで」
なに手伝ったらいいですか？なんて聞きながらこちらに近づいてくる。
え…あまりにも有能な後輩すぎて先輩泣きそう。何度断っても手伝ってくれようとしたので、仕方なく…じゃなくてありがたく手伝ってもらうことにした。
shp「これ1番すぐ終わるやつじゃないっすか？」
『んー…ほら、ショッピくんはまだ新人だし上の人しか手つけられない仕事もあるから！』
shp「はあ…そうっすか」
終わったら報告します、と告げた彼は自分のデスクに戻っていった。ほんとにいい後輩すぎる…顔もいいし性格もいいなほんと。
こんなん絶対モテるでしょ…あ、もしかしてあの上司、ショッピくんと私が仲良くしてるから良く思ってないのかな、だとしたらざまあみろだな、なんて黒い笑みを零しながら私も自分のPCと向き合った。
仕事を再開して2時間とちょっと経った頃。ようやく渡された書類の訂正と整理を終えることができた。
『あー！！やーっと終わった！』
ぐっと背伸びしながら言ったので少し大きな声が出てしまった。まあ、今の時間私以外に人いないし…
shp「お疲れ様っす」
『うわっ！？あ、ごめんショッピくんいるの忘れてた…！！』
そういえばそうだった、ショッピくんが手伝ってくれてるんだった。仕事を終わらせることしか頭になかったので完全に存在を忘れていた。
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ふわぴ(プロフ) - 紫崎 亜弥さん» 修正いたしました、ありがとうございます！ (2019年11月26日 21時) (
レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
紫崎 亜弥(プロフ) - サブタイトルが１つとばしてますよ (2019年11月26日 20時) (携帯から) (レス) id: 598bb1266d (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - 豆鳩さん» こういう邪魔が入るありがちな展開めちゃくちゃ好きなんです！wありがとうございます！ゆっくりですが頑張って更新します！！！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
豆鳩 - 見てる途中、「ごらぁ上司なに余計なこといっとんじゃ」って言ってましたね、ハイ(((内容自体面白かったり、せつなかったり涙でそうでした(更新全裸待機しときます(｀・ω・´)キリッ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 8b3ed09eb3 (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - あかさん» ご指摘ありがとうございます。こちらの異動という字は仕事の部署が変わるという意味ですので移動ではなく異動にしております・・・！細かいところまで読んで頂きありがとうございます！ (2019年10月23日 18時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわぴ
| 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2019年9月23日 13時
