〜 エイトのパパニクル！ 〜 (2)

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大倉忠義side



起きたらマルも隣に居らへんし、当然双子ちゃん達も居らん。

時計を見たら、8時半
だいぶ寝たな〜俺。しかも人様ん家で...やっば


リビングに移動するとマルちゃんがキッチンに立っていた。昔ではありえない光景だよな〜としみじみ。


忠 「ごめんなー今起きたわ」

隆 「お！おはよ〜たっちょん」

忠 「手伝いに来たのに何も出来へんかったハッハ」

隆 「平気やで(笑)」



今マルが作ってくれているのはサバの塩焼き
どおりでいい匂いがしたわけだ


ソファに目を向けると双子ちゃん達がちょこんと大人しく座っていた。可愛すぎるだろ！！

2人同時に抱えてわしゃわしゃする時間
よく莉紅にもやったなぁって思い出すわ


その間に朝食が出来上がっていて、離乳食も作り終えていたマルちゃん。


忠 「ほんといつの間にこんなんするようになったん、すごいな」

隆 「いやいや普段はAちゃんに任しちゃってるんだけど、たまにやるくらいかな」

忠 「懐かしいなぁ離乳食も」

隆 「早く一緒にファミレスとか行ってみたいねん」

忠 「ええなぁ」


なんて話しながら箸を進める。
俺はこっちゃん、マルはあっくんにスプーンで食べさせながら。



隆 「助かったよ、来てくれて。ほんまに」

忠 「え？俺なにも出来てないよ？はっはは」

隆 「いや〜居てくれるだけで有り難いやん、この子達の相手もしてくれはったし」

忠 「俺は懐かしさに泣きそうになってん」

隆 「子供の成長は早いからな〜」

忠 「いつAちゃん帰ってくるんやっけ？」

隆 「義父さんが義母さんを一人でお世話できるようになってからじゃないかな...あと5日間くらい？サタプラの時は一緒に行くか誰かに預けるか迷ってん。一緒に連れていったら京都の両親に預けられるんやけどな」

忠 「そうなんやな〜...大変だ。連れて行くのいいと思うで〜また手伝い必要やったら何でも言うてな」

隆 「ありがとうたちょ、頼りにしてるわ」



マルはなんやかんや言うて大きな試練にぶつかるとがむしゃらに頑張って精を出しちゃうタイプやからな〜


頑張れパパ！！
口に出して言うのは照れくさいから心の底から願ってるよ、マルちゃんっ




その後は洗い物を済まして
仕事に行く準備をする

今日はジュニア関係。これはメンバー全員のレギュラーちゃうから、マルちゃんは今日はオフやねんな

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