俺のヌナなんですけど【SVT】 (ページ7)

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WNside

〈オッパ〜、呑んでますか？〉

WN「あぁ、うん。」

同僚のスニョンに半ば無理矢理連れて来られた社内の合コン。端に居る俺の隣には名前すら覚えていない女が座っていて、さっきから腕に胸を当ててくるのが鬱陶しくて、態とらしく冷たい態度を取り続けていたらやっとどこかへ消えた。

目の前のジフナは知らん顔で飯をかきこんでるし、スニョンはあっちの方で楽しそうに盛り上がっていて、ジュニは断れない性格だからか数人の女に囲まれている。

…ハァ。適当に断って家で大人しくゲームの続きでもしてればよかったななんて思いながら酒を煽っていると誰かが隣に座った。またかよ…なんて思い顔を上げる。

…確かこの人、ミンギュのヌナだよな。
軽く会釈をするとニコッと微笑まれて、柄にも無くドキッとする。

「ウォヌくん…だよね？いつもミンギュから話聞くんだ〜。初めまして…じゃないか。この間食堂でご一緒させてもらったの覚えてる？」

WN「あー…、はい。」

JH「ウォヌヤ〜、覚えてないんだろㅎㅎ 飯に夢中でAの顔もまともに見てなかったじゃん」

「やっぱり？ㅎㅎ 改めまして、Aです。ミンギュとは仲良くしてもらってるみたいで…私とも仲良くしてね！」

キラキラの笑顔を向けられ差し出された手を軽く握るときゅ、と握り返されまたドキッとする。

俺との挨拶を終えたAさんは前を向くと相変わらず飯をかき込んでいるジフナを何故かガン見している。

Aさんにぴったりくっついているジョンハニヒョンはケラケラ笑っているし、視線に気がついたジフナは箸を持つ手が止まり口を開けたままフリーズした。

WZ「…俺何かしました？」

「…ん？あぁ！気にしないで！ほら、食べて食べて！あ、ほら！これも美味しかったよ！ジフンくん！」

WZ「…は？」

JH「ㅋㅋㅋ、Aヤはお前の食べてる姿に癒されるんだってさㅎㅎ ジブナは気にしないで食ってるだけでいいから」

益々意味がわからないという顔でジョンハニヒョンとAさんを怪訝な表情で見るも、再び食べ始めるジフナ。

それをニコニコ見つめるAさんとAさんを見ながら笑っているヒョン。

…なんだこの人達。まぁ、静かにしててくれるしさっきよりはマシか。と思って携帯ゲームをしながら時間が経つのを待っていると肩に重みが。

…