俺のヌナなんですけど【SVT】 (ページ12)

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MGside

月曜日、いつも通りヌナと出社すると

エントランスのソファーに腰掛けるウォヌヒョン

何してるんだ?と思って声をかけようとしたら

隣にいたはずのヌナがウォヌヒョンの所に小走りで行き声を掛けた

「ウォヌくんおはよ！わざわざありがとうね？」

WN「おはようございます、ヌナ。いえ、全然。読んだら感想聞かせてください」

「もちろん〜、あ。お昼楽しみにしてて！」

MG「…ちょっとタイム！なに？え？まずそれなに？

あとウォヌヒョンAさん呼びだったよね？

いつからヌナ呼びになったの？俺許可してないんだけど！」

「ミンギュヤうるさい。

これはウォヌくんと好きな作家さんが一緒でその作家さんの本を貸してもらったの。

あと呼び方は私がお願いしたの！ほら、スニョンくんとかもヌナ呼びしてくれてるしさ？」

WN「弟の嫉妬は見苦しいぞ、ミンギュヤ」

MG「ふん！嫉妬じゃないしそもそも俺のヌナだし。

お昼は俺も行くからね、ヒョン。」

WN「はいはい。

それじゃ、ヌナ、また後で。」

あんにょん、なんて手を振りあってる2人にムッとしているとヌナに頬を摘まれる。

「何拗ねてるの、ミンギュヤ」

MG「別に拗ねてない。

俺の知らない所で仲良くなってたのが嫌だっただけ」

「ヌナはミンギュのヌナだよ。

ウォヌくんは可愛い後輩だし変な心配しなくて大丈夫だよ」

よしよし、と小さい頃よくされていたみたいに頭を撫でられて宥められる。

俺も大人にならなきゃなって思うけど

ヌナが甘やかしてくれてるうちはまだいいよね。

ウォヌヒョン、そんな簡単にヌナは渡さないからね？

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