10話 ページ11
「おいおい、もうばててんのかァ？」
『はああん！もうむりですっ！不死川さぁん！』
「俺はまだ満足してないぜェ！」
『あん！！』
「おい、A。わざと変な声だすんじゃねェ。勘違いされるだろうがァ」
それが目的だとも！！！てな感じで、私と不死川さんはいまお稽古中です
煉獄さんの一件で私が自分の力のなさを痛感し、不死川さんに泣き寝入りした所、久々にみっちり稽古をつけてくださるとのこと。
「まず根性がねェ。攻撃してきやがれェ」
次々と振りかざされる刃の猛攻から華麗に抜け出す。
『だ、だだだってもし不死川さんの美しいお顔に傷がついてしまったら、！！』
「おいおい、だいぶなめてんなァ！？！」
少し怒らせてしまったのか、攻撃が早くなる。
これは避けるだけではだめだ。私も刀を抜かなければ。
「お、やる気になったかァ！！」
『うぐ、、不可抗力です！！』
ガギンガギンと木刀らしからぬ音が響く。
やはり柱ということもあり、隙がない。さっきはあんなにイキったけども、攻撃なんてできたこっちゃない。
「あ」
『え』
不死川さんの攻撃を防ぐのに必死で足元なんか見てなかった私。少し大きめの石に気づかずに後ろに躓いてしまった。
このままだと頭うつな。あれ、傷口広がっちゃうな。
「っA！！！」
前から不死川さんが必死な顔して私を抱き抱えてくれようとした。
だけど、
''おい、A、やらせろォ！！！''
『っあ、、やだ！！』
あの時の悪夢を思い出してしまって、
つい、不死川さんを突き飛ばしてしまった。
『いてっっ』
案の定、頭からコケたけど、そんなんどうでもよかった
不死川さんを突き飛ばしてしまった。助けようとしてくれたのに。
『ぁ、、不死川さん、、すみませ、、』
てっきりものすごく怒られるかと思ったけども
「、、ちっ、、」
不死川さんは、ものすごく悲しそうな顔をしていた。
そのままどこかへ行ってしまう。
突き飛ばした時の、ぐにっとした感触が手にまだ残ってた。
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カカ(プロフ) - narumiさん» ありがとうございます！ハッピーエンドは大好きです、、 (2020年1月4日 1時) (
レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
narumi(プロフ) - すごく面白かったです！ハッピーエンド〜 (2020年1月2日 9時) (レス) id: 8ae7060ebb (このIDを非表示/違反報告)
カカ(プロフ) - じゃがりさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します (2019年12月31日 13時) (レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがり - すごい読みやすいです！！不死川さんかっこいい！更新頑張ってください( ‘-^ )b (2019年12月27日 11時) (レス) id: f9158bf3f2 (このIDを非表示/違反報告)
カカ(プロフ) - 花っち�擦気�» じゃんじゃか展開を進めてしまいます笑しゅきだなんてありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月26日 21時) (レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカ | 作成日時：2019年12月14日 17時
