【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ43)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:109,470 hit

にゃあ！ページ43

Aside

ビッチ先生は紙束が大量に入っている箱をの中身を
一気にひっくり返して机の中心にばら撒く。

赤文字で何とも物騒な単語が無造作に
書かれていたり、ドラマで見るような新聞紙の
文字を繋げて作られたものだったりと様々。

気色が悪いの一言に尽きる様な物ばかりだ。

烏間｢最初は、今年が始まって先月までは
E組の君たちへの脅迫が君達ではなく
ここ、防衛省に送られてきていた。｣

真剣な顔で先程ばらまいた紙の1枚を掴み
そう言う烏間先生。

ああ、そうか。
この人達は出来るだけ私達が普通の学生に
する為、被害が出ない為に隠してきたのか。

イリーナ｢一昨日、電話が来たわ。
元英雄を1人ずつ無き者にするってね。｣

殺｢…手紙が彼等の目に届いてないと気づき
逆上、と言った所ですかねぇ。
皆さんは恨まれる様な事はしないハズ。

覚えはありますか？｣

殺せんせーは私達を優しい目で見る。
前原くんは女の子遊びをやめた。
カルマは嫌われても恨まれることはしない。
カエデと渚は当たり障りなく人と接している。

鷹岡先生は今囚われの身、烏間先生の監視下だ。
下手に行動することは難しい。

死神や柳沢はあの日消滅した。
理事長だって構成したと浅野くんから聞いた。

貴「…だめ、分からない。」

磯貝｢Aだけが考えなくてもいいよ｣

隣に座る磯貝くんがそう言い笑う。
ただそうも言っていられないし、私にも
相手に不快な思いをさせる発言が無かったとは
言えないと思う。

プロデュース科に…と言うよりも
プロデュース科の女子生徒を良く思わない
ファンの皆も居るとは思う。

ただ、手を出すような卑劣なファンとして
アイドル達の迷惑行為になる様な事はしない。

そもそも、それで狙うのならあん先輩と私が
対象になるに決まってる。

貴「私にはここに居る皆が人に悪影響を齎す
失言をする事なんて有り得ないと思っています。」

杉野｢…A｣

倉橋｢Aちゃん…！
私もね、Aちゃんは恨まれる様な事は
絶対しないと思うよ！

いつも言動には気を付けてるもん！
話す時に少し間が開くのそのせいだって
知ってるからっ！｣

私の両手を包んで話す陽菜乃ちゃんに
ありがとうと言うと抱き締められる。
大好きだよって、そう言ってくれてありがとうって
何故か陽菜乃ちゃんは泣き出してしまった。