【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ42)

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にゃあ！ページ42

Aside

緊急であって欲しいと渚から連絡が入った。
この感覚はＥ組以来でワクワクする。

緊急で集まる、なんて高校に入ったら
もうあるわけない、そう思ってたから。

今回はあん先輩に代行で流星隊のレッスンを任せて出てきてしまったから今度お詫びしないと、プリンとか好きかな。

潮田｢あ、A居た。｣

殺｢おや｣

烏間｢久しぶりだな｣

渚が私に駆け寄ると烏間先生とビッチ先生も
いることに気付いた。

なるほど、本当のＥ組大集合か。
何かあったな、多分。

貴「用事って、どうしたの？」

潮田｢うん、防衛省に皆集まってるから
一旦移動しない？｣

貴「分かった。」

至って普通の黒い乗用車に乗り込む
美人とスーツと容姿端麗とそれぞれ違う制服2名
周りからの目があるだろうと考えるがまあ放置だ。

車を走らせて数十分。
渚と駄弁って居たら時間が過ぎてしまった。
烏間先生の車から降りて言い、という言葉で
一同は建物の中へと足を踏み入れる。

不破｢Aと渚遅い！｣

貴「優月ちゃん久しぶりだ」

不破｢相変わらず可愛いわぁ、てか、本当久しぶり
奥田さんがA遅いなってオドオドしてたよ｣

お熱いですなー、なんて茶化しを優月ちゃんから
頂いたところで私の親友が走ってくるのが見える。
通話で頻繁に話すものだから久しぶりという感覚は特に湧かない。

奥田｢A…！｣

貴「愛美～！」

奥田｢遅かったので心配したんですよ？｣

貴「終わってた書類先生達に渡してて、ごめんね」

ぎゅ、というよりはぎゅぅううう"と言う効果音が
着きそうな力で抱き着いてくる愛美。
痛い、痛いけど口に出せる雰囲気ではない。

宥めてみんなが揃う部屋へと移動すると
前原くんが急に馬鹿というものだから
猿と返してやった。

烏間｢…そろそろ本題に入ろうか。

＿大規模な任務になるかもしれん。｣

それを聞いて死を身近に感じた者もいるだろう。
ヒュ、息を吸い込む音、生唾を飲み込む音。
一同が黙り込み静寂とほんの少しの騒音が
部屋に木霊した。