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にゃあ! ページ45

Aside




なずな先輩が押し付けて早速と家に
入ってしまったのでダンボールを抱えて
母と父がいるリビングへと戻る。


冬にこたつにアイスに坂本さん。
リビングはエアコン、こたつ、ストーブ
という完全防備

まさに極楽。





「Aちゃん、誰だったの?」


貴「なずな先輩、カッターってどこだっけ」


「棚の上のペン入れ!」






ペン入れからカッターを取り出して
ダンボールの蓋を固定していたガムテープを
真っ二つに切り裂く。






「綺麗な一直線!」


貴「お母さんがカッター使うとしょっちゅう怪我するから」


「もー!そういうこと言わないでよ…」


貴「事実だもん。ていうかみかんだ!」


「きゃー!美味しそう!あなた!コタツにみかんよ」







お父さんはハーゲンダッツを冷蔵庫からだし
机にスタンバイしたというのに

お母さんが早くしまって
みかんを食べようと言うので心の中でどんまいと
言っておく。





「Aちゃん!お茶入れてきて…」


貴「緑茶?紅茶?」


「緑茶!」

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作者名:★猫魔女★
作成日時:2018年8月30日 19時

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