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虎が30匹 ページ31

ゆいside

ゆい「ねえ、思うんだけど、お姉ちゃん達って、付き合ってるの?」

芥川/A「「誰がこんな奴と!!」」

ゆい「え、でも仲良さそうだよ?」

芥川「人虎おおおおお」(凄い殺気)

A「ちょっと、なんで僕!?というか引っ付いて来ないでよ!ゆいにまた勘違いされるじゃん、ポチ!!」

芥川「貴様ああああああああ」(鬼の形相)

A「嫌あああああ来るなポチいいい!!」

ゆい「なんか、………ゴメンナサイ…」



パキッ



A「?……ねえ、なにか、感じない?……」



どうしたんだろう、お姉ちゃんが、震えている?
芥川「この気配、鬼の始祖か!!」

ゆい「鬼の始祖って!!」

A「いこう!!」

この時は、なんで気づかなかったんだろう

お姉ちゃんの中の何かが壊れて始めたことを…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside

何かが割れた音がした。

いや、それよりも……

やっと、やっと捕まえた!

私の家に深く染み付いて離れない、

あの嫌な匂い!!

A「お前が、鬼舞辻無惨!!!」

芥川「!!まて、A、よく見ろ!」

あ、え……?ど、どういう…こと!?

鬼舞辻「なにかご用ですか?お嬢さん」

コイツ、コイツ、コイツっ!!!

女の子「お父さん、その人誰?」

落ち着け。落ち着いて、演技、演技。

A「す、スミマセンっ!人違いでした!申し訳ございません!」

芥川「なにをしている、早く行くぞ人虎」

A「あ、うん、芥川。」

芥川が演技を合わせてくれたお陰で怪しまれはしたものの、

芥川「奴め……人間のフリを……」

ゆい「鬼の始祖は!?」

A「ダメだった。人間のフリをしてるから……。女の子もいたし。」

ゆい「そっか……でも、尻尾は掴めたね!」

芥川「ああ。だが、奴はわざと大事を起こし、その場から逃げる可能性が高い。何度かあったそうだ。」

ゆい「そっか…でも、容姿と気配は覚えられたから、それだけでも、十分だと思うよ?」

A「まあ、そうだね」

にしても、




あの音はなんだったんだろう?

鬼が31匹→←虎が29匹



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琉亜 - 依存しそうこれからもファイトっす (2023年2月24日 4時) (レス) @page45 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根大好き - 好きです好きです好きです好きです更新頑張ってください! (2020年12月2日 21時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱんこっぺ | 作成日時:2020年4月17日 13時

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