虎が13匹 ページ14
ゆい(side)
いよいよ明日が最終選別！
緊張するなぁ…
あ、女の子だ。怪我してる…
ゆい「大丈夫？貴方、怪我してる」
女の子「う、うん。鍛練してたら怪我しただけだから」
ゆい「鍛練？…もしかして、貴方も鬼殺隊に？」
女の子「ということは、貴方も？」
ゆい「よかった！仲間がいて！あ、私、中島ゆい！貴方は？」
女の子「中島…？」
ゆい「え、ど、どうかした？」
女の子「いいや、なんでもない。私は芥川銀。」
ゆい「よろしくね！銀ちゃん！」
銀「よろしく。えっと、」
ゆい「呼び捨てでかまわないよ？」
銀「じゃあ、ゆい……ちゃん？」
ゆい「ふふっ！よろしく！」
芥川「なにをしている、銀」
銀「あ、兄さん」
ゆい「銀ちゃんって、お兄ちゃんがいるんだね！」
芥川「お前は………？」
ゆい「あ、えーと、中島、ゆいです！銀ちゃんとはさっき友達になりました！」
芥川「そうか。僕は芥川龍之介。貴様、姉か、妹はいるか？」
ゆい「え？なんで分かったの？」
芥川「いや、似たようなのを知っているからだ」
ゆい「へー。お姉ちゃんも、明日の最終選別に出るみたいだから、聞いてみるね！
あ、龍さんからしてお姉ちゃんってどんな人？」
芥川「龍？…」
ゆい「あ、気に障るようならごめんなさい！
あの、龍之介さんだと長いから……それで、
お姉ちゃんってどんな人だと思う！？」
芥川「まぁいい。貴様の姉は、生きていいと言われなければ生きていけない愚者だ。」
ゆい「お、お姉ちゃん、どんまい…」
芥川「しかし、困ったものだ。正義感があり、誰かが傷つくと、
全て自分が背負おうとし、何度、めげても立ち上がる。
諦めの悪い虎だ。故、僕は彼奴が嫌いだ。」
ゆい「お姉ちゃん………まじか……」
芥川「ふん。」
銀「兄さん、あの人のこと、好きなの？(ﾎﾞｿｯ」
芥川「違うぞ。銀。断じて違うぞ。」
ゆい「仲良いな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琉亜 - 依存しそうこれからもファイトっす (2023年2月24日 4時) (
レス) @page45 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根大好き - 好きです好きです好きです好きです更新頑張ってください！ (2020年12月2日 21時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱんこっぺ | 作成日時：2020年4月17日 13時
