覚悟 ページ26
me side
私は、私が女であることを話すことにした。
…覚悟はできている。
幹部の皆さんは食堂に集まってもらっている。
緊張と恐怖で扉を開ける手が震える。
食堂には、全員が揃っていた。
私は席には座らず、扉の前に立っている。
gr「…レグルス。話したいこととはなんだ。」
『俺、は……』
やはり少し言葉が詰まる。
それでも静かに耳を傾ける彼ら。
軽く息を吐き、拳を強く握りしめ、言葉を紡いだ。
『…俺は、女です。』
言った……
とたんに心が軽くなる。
そして、すっきりした心とは裏腹に、今度は恐怖が心を包む。
あまりにも静かだなと、顔を上げれば、
全員が、は？ という目でこちらを見ていた。
tn「…ごめん、レグルス。もう一回ええか。」
『…俺は、女です。』
os「…それは、レグルス君が女性ってこと？」
『はい。』
そこでようやく全員が理解したらしく、
「「「えぇぇぇええ！！？」」」
と、声を揃えて言った。
rb「いや待て。わんちゃん嘘…」
『…んﾞっ……嘘じゃないです。』
私は、声をレグルスから地声に戻す。
rb「う、う、うそやぁ…」
em「へぁ…」
そこで、なぜかロボロさんとエミさんが顔を赤くしてうつ伏せてしまった。
『…ずっと騙してたこと、本当にすいませんでした。』
私は深く、頭をさげる。
『どんな処罰でも受けます。殺してくださっても結構…というか本望です。』
そこまで言ったところで、誰かが近づいてくる。
syp「…とりあえず、顔上げてください…。俺は何とも思ってないですから。
女でも、レグルスはレグルスでしょ？
仲間ってことに変わりはないやないですか。」
ゆっくりと顔をあげる。
みなさんは、笑っていた。
ut「レグルスが女やからって殺さんわw犯すかもしれんけd((」
tn「あとで鬱は粛清な。…まぁ、びっくりしたけど、そこまで気に病むことないで？」
sya「そーそー。うち、女の兵士も少なからずおるしな。」
os「むしろ話してくれてありがとう。」
zm「童帝共がレグルスのこと意識してまうやろけど、悪びれんでええからなw」
rb「いや、なに言うとんねん！？」
em「…くそ…否定できひん…←」
kn「てかショッピ君、何とも思ってないとか言いながら敬語やんw」
syp「いやっ、まじ黙れクソ先輩」
gr「レグルス。言っただろう。どんなレグルスでも気にしないと。」
『ありがとう…ございます、』
受け入れて、もらえた…？
予想外の反応に驚きを隠せない。
同時にどんな反応をして良いのかもわからなかった。
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イデア(作者) - ご愛読ありがとうございます！続々編も何卒っ！！ (2019年10月3日 22時) (
レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - 凛さん» ありがとうございますっ！！！モチベ爆上がりです！もう１話更新しちゃお((ちょろい (2019年9月20日 21時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - コメント失礼します。毎日楽しみにしながら拝見させてもらってます(*´ω｀*)なんといっても、世界観が私好みです(*´∇｀*)これからの展開がとても楽しみです！無理せず頑張ってください！！(長文失礼しました…) (2019年9月20日 20時) (レス) id: 9e5967a2c9 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(作者) - あーさんさん» まぁ、友達ですからねw恥ずか死 (2019年9月19日 18時) (レス) id: 6898052e36 (このIDを非表示/違反報告)
あーさん(プロフ) - イデア(作者)さん» 妹はあげませんからね☆そしてよく気づきましたねw (2019年9月19日 1時) (レス) id: f3806ed2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年8月16日 22時
