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第八話 ページ10
『私はハナニラ・A。これでいい？』
私はおとなしく名前を言った。
それでもこいつらは自己紹介をしようとしない。
喋ろうともせず、ただただ黙り、私を睨む。
『…なんですか？早く自己紹介をしてください。私はあなた達の願い通りに動きました。それならあんたらも自己紹介してください。』
自己紹介をしない。
まあそりゃそうか。
幹部から見れば、急に来た部外者だからね。私
それなら。
『そこまで私を怪しむのなら自己紹介をしなければいい。…さらに言えば、私と関わらなければいい。』
そうだ。
関わらなければいいのだ。
私にとっても嬉しいことだ。
これぞまさに、一石二鳥だろう。
こんな人と関わりたくない。
関わったとしてもすることなどない。
それなら関わる必要はない。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
何話か連続で所々変わりました！
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作者名：花風雪 | 作成日時：2019年11月16日 16時
