～シアワセノウタ～(wrwrd) (ページ32)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:8,211 hit

第三十話ページ32

私に人を導く能力はないが…
なのにどうしろという？

「どうしろとも言わないさ。自分の思う道を進んだらいいんだよ。…と！そろそろ時間かな！早く戻ったら？待ってるよ？あの二人。」
『いやいや、なにも分からないんだけ「あっ！やばい！もう来る！じゃ！」あっ…ちょ！』
もう来るって…なに？
その問題はすぐ解決された。

zm「お、おったおった！おい！ハナニラー！なんでそんなところおんのー？」
『あぁ、そういうことね。…ちょっと用事ができてね？』
あいつ逃げたのか。
zm「何の用事やったん？グルッペン心配しとったぞ？」
『あ、そうなの？なら早く帰ろ。』
zm「せやな！はよ帰ろ！」
私達は帰ることにした。

『…ねえ、ゾム。』
zm「ん？どうしたん？」
『…なんで今、食堂の前にいるの？』
zm「ご飯食べるためやけど？」
…なんで？ご飯いらないんだけど。
食べなくても生きていけるし。
それにいろいろ疑われるしね？

何を疑われるかって？
変なこと話していないかだ。

多分予想だと、グルッペンが焦りながらどこだと言いに来ただろう。
焦りながら出てくるということは、変なことを言われた可能性が高いからな。
疑い深いこいつらならありえるだろう。

はー、めんどくさい。
入りたくないわー。