～シアワセノウタ～(wrwrd) (ページ25)

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第二十二話ページ25

城に着いた。
でもどうすればいいかわからないので、隣にいるゾムに聞く。
『どうすればいいの？』
zm「んー、もう夕方やし食堂行こか！…あ、この二人まだおったんか！」
『忘れないでよ。…でもどうするかなぁ…』

どうしようか、この二人。
とりあえず連れてきちゃったし…
捨てれないよなぁ…
かと言って『一緒に暮らす』とか言ったら怒られるだろうし…

こっそり暮らさせる？
…あ、お母さんの家に住ませれば…
いいじゃん。これにしよ。

それならグルッペンにお母さんのいる場所を聞かなきゃ。
『ねえ、グルッペンと話さして？お母さんの居場所聞きたいから。』
zm「ん？ええよ！それじゃあとりあえず食堂に入ろか！」
『ちょストップ！この二人は？』
zm「一緒に連れてけばええやん。」
えぇ…それ隠すために考えてたのに…
もういいや。それで行こう。

zm「よし！はいるで！」
ゾムが扉を開ける。
すると、一人のメイドが目に入る。

…

むっちゃメイクしてるじゃん。
気持ち悪っ…関わりたくないわ。

?「ゾム様？誰ですか？もしかして拾って来られて？とても優しいですね！」
zm「『は？何言っとんの？』」
いやハモったんだけど。
同じ事考えてたのか…？
『それより。私が拾われた？…拾われたというか誘拐に近いと思うけど？まあそいつらに。』
メイクメイドはは？というような目で見てくる。
?「え…？皆さんが？何を言っているのですか？嘘は通じませんよっ！皆さんをそうやって騙すんですか！？…信じれません！たかが国民がzm「『はぁ？騙して無いけど／わ。』」
なっ！ゾム様もそちら側なのですか！？意味が分かりません！」

ふう。
二回目のハモりだったけど気にしない。
『あのさ？さっき国民って言ってたけど私はこの国の国民じゃないから。それにこいつらのこと知らないし…』
私はメイクメイドの後ろに回り込んで

『嫌いだから。』