12[睡魔]＊ ページ14
〜syp side〜
生活用品をすぐ揃えられたんは良いけど、凄い量の書類を任されてしまった…
しかも地味に難しい内容のもあるんやけど…
サキと遊ぼうと思ってたんやけどな……
「はぁ……」
書類を一枚一枚処理していく。
一見真面目に片付けているように見えるが頭の中ではサキと遊ぶことしか考えていない。
sypの脳内(明日なにして遊ぼうかなぁ一緒に外とか見て回りたいけど部屋で一緒にだらだらするのもありやなぁしまった猫じゃらしも揃えるべきやった猫じゃらしで遊んでる時ってめちゃくちゃ可愛いんよなぁ………etc)
あれ、なんだか左手がくすぐったい…
一旦妄想をやめ左手に視線を移すと近くでサキが書類をじーっと見つめていた。
その後に俺の方を見る。
「………にゃ！」
…もしかして、応援しにきてくれたんかな。
「ふふ、ありがとな。サキ。」
「にゃ！」
この子はなんだか不思議な感じがする。
猫に言葉が伝わるわけないのになぁ。
…あの時一瞬人間に見えたのはなんだったんやろ。
幻覚？それにしても人間らしかったな。
………これ以上考えるのはやめよう。
グルさんの書類終わらなくなってしまう。
ただでさえ今日中締め切りのもの多いのに。
「頑張るかぁ………」
この後は、サキに応援されたためかいつも以上に書類を片付けるスピードが体感早かった。
だが、なんとか最後の一枚を終わらせたところで急激な睡魔が襲い、太腿の上で寝るサキの暖かさもあったためかそのまま椅子にもたれかかって寝てしまった。
他人に寝顔を見られる事が嫌だったために誰よりも早く起きていたはずだったのだが
目が覚めた時には周りに何人か人がおり、早く起こせよ、と笑いながら言っているコネシマの声。右の方ではにやにやしながらシャッターを切るシャオロンの姿。
遠くの方で聞こえる、トントンさんがグルさんにキレ散らかしている声。
この後の事は言うまでもない………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 374人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クライン(プロフ) - 九尾の狐さん» コメントありがとうございます！更新頑張らせていただきますのでこれからもニヤニヤお願いします！ (2021年2月7日 11時) (
レス) id: 200b8fbf2f (このIDを非表示/違反報告)
クライン(プロフ) - レーナ（アンテファン）さん» 返信遅すぎてすいません！ありがとうございます！これからもニヤニヤニコニコしてくださいね！！(ニッコリ) (2021年2月7日 11時) (レス) id: 200b8fbf2f (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐(プロフ) - いつも楽しみにしています！更新頑張ってください！いつもニヤニヤしながら見てないます。更新よろしくお願いします (2021年2月7日 0時) (レス) id: 1dca37f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ（アンテファン） - んふふふふっぐるぐるふふふふふふ(笑)この作品見てたら笑顔になりました！！ありがとうござます！あっちなみに中の人は無事尊死しましたよ！！（ニッコリ） (2020年11月16日 21時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
すい - てぃーぽっとさん» コメントありがとうございます！見てる人居たんですね良かった(( (2020年11月8日 11時) (レス) id: f2d62424f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すいーとぴー。&七味 x他3人 | 作成日時：2020年3月13日 9時
