元軍人買ったので、大切な人を救おうと思う。【d】

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『…早く、行かなきゃ』

僕は立ち上がる

mr「今日から行くのはやめた方がいい。軍の見回りが50あるみたいだから」
『だからなに？時が過ぎて行くのを待ってろって？軍だから何？負けると？』
mr「ちが…！」
『僕は負けない。そんな軍のやつになんか負けない。だから今日行く』
mr「レイス…？」

グルッペンさん達を助けるためなら
僕はなんでもする
消えてしまおうが悲しむ人などいないだろう

グルッペンさん達を救うのは、恩返し、償いでしかない
会いたいなんて…思ってない
いや、思ってはいけない

『それじゃ、行くから』

僕は扉に向かって歩き出す

ut「ちょっと待ちーよ」
『…何？鬱さん』
ut「なんでそんな簡単に行こうとするん？」
『え？』
ut「…なんで危険ってわかっとんのに行こうとするん？」

どうして行くのか

『…自分なんて、どうでもいいから？』

僕がそう言うと、その場は静かになる
…あれ、なんか駄目なこと言っちゃった？

ut「は！？何言っとんねん！？どうでもいい！？なら俺もどうでもええわ連れてけ！！」
mr「そーんなこと思ってたの！？どうでもいいわけがない！！」
kr「落ち着いて…レイス…彼方は頭がおかしいだけ」

…あぁ
すごいことになったな

♦︎作者ゾーン♦︎

すんごい久しぶりだと思われるギャグというかほんわか系？
書くの楽しかったです！！

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