元軍人買ったので、大切な人を救おうと思う。【d】

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裏切ってしまい、申し訳ありませんでした」
gr「…は？」
os「なに、いって…」

「あの時…みなさんを置いて行ってしまい、申し訳ありませんでした。…そのせいで、みなさんはッ…」

僕は俯く
許して、くれるかな

いや、きっと許しちゃうよ
グルッペンさん達、優しいから

僕は許されないのになぁ

gr「…レイス」
「なん、ですか？」
gr「お前は、裏切ってなどいない。

あれは、正しい行動だった。
よくやった、レイス」

グルッペンさんはそう言う
どうして？
どこが、正しい…？

「ッでもっ、僕が…置いてってなかったら…ッ
こんなこと、に、ならなかった、のにッッ」
tn「ええよ」
「ッえ？」

トントンさんは微笑む

tn「俺達はレイスが生きとったらええんよ。そうやろ？グルさん、オスマン」
os「そうやで？俺等はレイスが一番！」
「…」
gr「2人が言う通りだぞ？
みんな、レイスを大切にしているんだ。
レイスに逃げてもらうために、生きてもらうために、チャンスを作ったんだからな！」

グルッペンさんはカラカラと笑っていた

ああ、僕は

愛されているのか

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