検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:45,284 hit

ep × 12 ページ14











あの後 、


後ろからは壱馬が呼び止める声が聞こえてきたけれど


迷わず陸の元へ急いでいた __








「 はぁはぁはぁ ……… 」







気が付くと私は陸の自宅の前に着いていた 。




「 ・・・ 」






少し恐くなる感情を抑えながら 、



私はゆっくりとインターホンを押した 。








押してすぐに _




陸『 はーい 、入ってきてー 』




陸の声が私を招いた 。









ガチャッ









リビングの扉を開けると 、




陸はキッチンで料理をしていた 。









陸「 お!いらっしゃーい!待ってたぞー 」





「 あ … り 、陸 」




陸「 とりあえず座って? Aに昼飯作ったからさ 」




「 う 、うん … 」









陸はいつも通りの振る舞いだった 。




でも 、あんなに着信履歴があったから心配してるんじゃないか



心配を通り越して呆れてるんじゃないかと感じていたのに __









陸「 あ〜 オムライスの卵崩れた〜くそう 」









本当に普通だった ・・・・・




ご飯をテーブルに置いてすぐに







陸「 …… 昨日 、電話繋がらなかったけど 何してたの? 」





「 ・・・・・・・ あの 、ね 」









どうしようかと悩んだけれど 、




真っ直ぐと見つめる陸の目を背けることはできない 。









「 …… 昨日は陸に会うまで1人で飲んでたの 。

  でも多分Barで潰れちゃって … そしたら 」





陸「 ・・・・・ そしたら? 」









「 ・・・・・・・・ 気づいたら自分の家で寝ちゃってたの 」





陸「 ・・・・ 」









陸は一瞬黙り込んで俯き 、


でもすぐに私の方をみて ___









陸「 Aは酒弱いからそんなことだろうと思ってた(笑)

  俺いない時は飲ませられないなぁ 」






「 そ 、そんなこと(笑) __ 」









陸は笑顔だったけど少し何だか少しだけ 、






陸「 本当に飲ませられない 」









恐かった 。








本当のことを言えない私は 、




陸に対して最低すぎる 。









ep × 13→←ep × 作者



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
570人がお気に入り
設定タグ:川村壱馬 , 青山陸 , THERAMPAGE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

☆まぁ☆(プロフ) - 毎回主人公チャンに感情移入して,ドキドキしながら読ませて頂いています(^^)この後の展開も楽しみです!応援しています! (2019年10月31日 2時) (レス) id: b5043b76d9 (このIDを非表示/違反報告)
h_r_k_y(プロフ) - きゅんきゅんしすぎてます!更新楽しみです^_^ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 4d2b3f43a7 (このIDを非表示/違反報告)
壱馬好き人間 - みぉぽん。さん» 更新続けてくれますよね!? (2019年10月27日 3時) (レス) id: 24f724562e (このIDを非表示/違反報告)
maschera0411(プロフ) - はじめまして。楽しく読んでます。続き楽しみにしてるので、無理のない更新でいいから、続けて欲しいです (2019年10月24日 12時) (レス) id: 0853a8ef5d (このIDを非表示/違反報告)
みぉぽん。 - 壱馬好き人間さん» わー!どちらかと結ばれるかそもそも結ばれないのか … ソワソワしていて欲しいです! (2019年10月21日 23時) (レス) id: f9f2b58259 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みぉぽん。 | 作成日時:2019年10月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。