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461:休憩-EH side ページ7

ウニョク「もしもし、ドンヘ?ちょっと迎えに来て欲しいんだけど○○まで」


ドンヘ【○○…はぁ?!】





気付けば終電を逃してしまったらしく、帰る術はない


そうなれば往復で約2時間半の距離を
迎えに来てもらって帰るしかないと判断した




駅の待ち合い室は少し冷える


歩いて15分程の場所にあった”休憩”ができる

少し古びたホテルへ止むを得ず飛び込んだ。





ウニョク「…ドンヘが迎えに来てくれるって。てか来て貰わなきゃ明日の朝スケジュール間に合わないし」


「ごめんなさい、私が飛び出したばっかりに」


ベッドで横になりながら彼女が呟く。



ウニョク「最初から帰りのこととかあんまり考えてなかったから。Aはとにかく寝なきゃ」


「…ウニョクさんに何かされるかもと思ったら無理です」


ウニョク「しないよ!(笑)」




ピンク色の壁紙と妙な雰囲気を醸し出す照明



まさか、好きだと打ち明け合った直後
そういうホテルに来ると思わなかった


決して!間違っても!強く望んで来たわけじゃない



僕は彼女に背を向けてベッドの端に座る。




「さっき…足踏んでごめんなさい」


ウニョク「痛かった。許さない」


「いじわる」


ウニョク「本当に何もしないし…ドンヘが来たら起こすから」



そう言って彼女の方を振り返ると、心細そうな瞳が見える


この目で見つめられていたのかと思うと

ドキドキして逸らしたくても逸らせない




「やっぱり眠れない」


ウニョク「何で?」


「ウニョクさんがいるから……もう少し話したくて」



かわいい その一言に尽きる。






ウニョク「ドンヘが迎えに来たらびっくりするかな」


「あっ…ミヌくんに何て謝ろう」


ウニョク「風邪引いて行けなくなった、って言えばいいんだよ」



例のイケメンの名前が出て来て

ときめいていた気持ちが一気に冷めそうになる。





ウニョク「会いたかったの?あいつに」


「別にそんなんじゃないですけど…だってレナも居ないわけだし」


ウニョク「もうやめよう…今、僕と一緒にいるのに」




ベッドに倒れ込んでAの真隣に寝転がる

お互いの呼吸が聞こえそうな距離


驚いたように彼女は布団を目線ギリギリまで被った。





ウニョク「近いね」


「…はい」


ウニョク「恥ずかしい?」


「ちょ……っと」





素直に答えられると思っていなくて、

こっちまで恥ずかしく感じてしまう深夜2時前。

462:【Somethin Kinda Crazy】→←460:とても熱く



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ゆうか - 3日前から寝る間も惜しんで読ませていただいています!ほんっとうにドキドキしたり泣いたり、、、とても楽しませてもらっています! (2016年8月26日 0時) (レス) id: 7dbae097be (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - おかめさん» こんにちは、ありがとうございます(^o^)夜寝る前の癒しになるよう、適度に更新できるようにがんばりますm(_ _)m (2016年8月14日 23時) (レス) id: 423100b732 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - ともこさん» こんにちは。ラブラブな感じで多少は描けるようにがんばります(^o^)! (2016年8月14日 23時) (レス) id: 423100b732 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - りんさん» こんにちは、優しいお言葉ありがとうございます(^o^)!生活の隙間でちょこちょこ書きながらがんばります! (2016年8月14日 23時) (レス) id: 423100b732 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - MOONさん» こんにちは!ドキドキやらハラハラやら色んな爆弾を抱えながら書いています(。-_-。)笑 また見守っていただけると嬉しいです! (2016年8月14日 23時) (レス) id: 423100b732 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とまと x他1人 | 作成日時:2015年8月1日 23時

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