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sgi「A。」
「駿くん！お待たせしました。」
sgi「いんや？まだ時間なってないし」
fkr「じゃあまだ俺のAってことで。」
sgi「はいはい。まずは誕生日おめでとう。もちろんこれは福良にもよ？」
twins「ありがとうございます」
sgi「お、今日は双子ハモってんな？仲良しなのは良いこと。須貝さんは安心です。」
「ふふ、仲良し、です。」
fkr「・・・ああ、須貝さん、絶対今日笑顔で終わらせてくださいよ？俺からA取り上げるんだからね？Aもちょっとでも嫌なことされたらすぐ家に帰っておいで。」
sgi「嫌なことするはずねえし帰るのは福良の家じゃなくて栞奈ちゃんとの家なんだわ。ま、Aの笑顔は任せとけ。」
fkr「じゃあまたね、明後日また枯淡行くから！」
「うん、待ってるね。今日は本当にありがとう。おめでとう、拳くん。」
fkr「・・・ん。Aもおめでとう、じゃあね。」
「・・・行っちゃった。」
sgi「なんだかんだAも福良のこと大好きだもんな？」
「なんだかんだじゃないです、すっごくすっごく・・・好きだもん。」
sgi「そこまで言ったなら恥ずかしがりなさんな(笑)さ、じゃあ行きますか。ここからは駿くんとの時間ですよ〜」
「・・・はい！」
ここからは福良に代わって須貝がお送りいたします。
昨日からゆっくり祝う予定だったけど、まあ結果としては楽しかったみたいだし仲直りしてから初めての誕生日、色々空白の期間を埋めれたみたいで良かったんじゃねえ？
俺はこれから毎年一緒に祝えるから別に半日くらい譲ってあげますよ。
ナイスガイですから？
sgi「ここで待ち合わせってことにしたけど俺ん家行っても大丈夫？」
「ん？大丈夫ですよ〜。スーパー寄りますか？」
sgi「いんや、準備しとるから大丈夫。」
「？？そうですか。あ、昨日ね、拳くんのお家でオムライス一緒に作ったんです。拳くん包丁使う時手切っちゃいそうで危なくって。」
・・・Aさんや。福良は割と器用に包丁は使う男やぞ。料理出来ないわけじゃないからな。
大方Aに構ってほしくて自演したんやろ。まあ黙っててあげますよ。
sgi「Aが作った方、美味そうだったな〜」
「え？拳くんから写真でも送られてきました？」
sgi「あれ、ATwitter見てねーの？福良が写真あげてたぞ、ケーキのも。」
「・・・！！拳くん！！もう、恥ずかしい・・・写真載せるようなものじゃないのに・・・」
いや、店で料理出してんだから載せるレベルよ？
この子は何だったら自信持ってくれんだろうな〜
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年9月4日 17時
