50 ページ50
「大将後はよろしくお願いします。」
大将「お疲れ様〜。あれ、その兄ちゃんとどっか行くのかい?」
「あ、ちょっと用事があって・・・」
大将「こりゃみんなに報告か?(笑)楽しんどいで〜。兄ちゃん、Aちゃんを頼んだよ。変なことすんなよ?」
sgi「もちろんです、そんなことしたらもうこのお店来れないですし。」
「大将そんなんじゃないですからね?もう、じゃあお先です。」
お店を出て駅前の喫茶店へ向かう。
「すみません、大将なんか勘違いしてて。双子ってことも伝えてないので兄妹の職場の人とも言えなくて・・・」
sgi「気にしないで大丈夫よ。・・・大将にも言ってないんだ?」
「言うタイミングもなくて・・・」
sgi「そりゃそうか、兄弟いるのって聞かれないと言うこともないわな。」
喫茶店でカフェオレを買って席に着く。
須貝さんに払わせてしまった。
「あの・・・払います。」
sgi「え?あ、いいのいいの、こんなチェーン店のコーヒー代払わすのもだし。」
「でも・・・」
sgi「じゃあ6時の更新まで俺おススメの動画見てよ。QuizKnockの動画再生数貢献代ってことで。」
「・・・すみません。」
sgi「んーすみませんよりありがとうのが嬉しいかな。」
「あ、ありがとうございます。」
sgi「ん、じゃあこの動画見てよ、俺の実験動画。」
そこから須貝さんおすすめの動画を5本ほど見た。
どれも面白かったけど1本だけ須貝さんが出ていないものがあった。
「・・・QuizKnockの人ってTwitterで呟くだけでこんなにリツイートされるものなんですか。」
sgi「まあ人によるけど伊沢とかはフォロワーが40万人超えてるからなー。」
「須貝さんもですか?」
sgi「ん?俺は20万人ちょっと。」
・・・眩暈がしそう。今私この人と気軽にカフェしちゃってるけど大丈夫なのかな。
拳くんも同じくらい人気なんだろうな。
そう考えていると須貝さんに眉間をつつかれた。
sgi「眉間にしわよってるよ。俺普通にただの大学院生だしYouTuberとか気にしなくていいから。誘ったの俺だし。ね、AちゃんはTwitterしてないの?」
「SNSは全くしてなくて。あんまり周りに発信するような自分の情報もないですし。」
sgi「じゃあ知らないよなー・・・」
「え?」
sgi「いや、なんでもない。・・・そろそろ6時じゃない?」
・・・ほんとだ。
震える手でQuizKnockのサブチャンネルの新着動画をタップした。
439人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たらこ(プロフ) - 亜希さん» 最高と言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます!長いお話なのでゆっくりでも大丈夫です。読んでいただけると嬉しいです(^^) (2021年5月27日 23時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 泣きながら読みました。特に福良さんサイドの初めての時に。もう、最高ですね。続き読んできます。 (2021年5月27日 22時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Biwaさん» Biwaさんこんにちは!コメントありがとうございます!兄妹設定楽しいですよね〜嬉しいです。んーfkrさんしか書いたことがないので想像つかないんですが短編もしくは中編とかなら書けそうなメンバーもいるかも…?できそうなら書いてみます! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 1dc2ca21b8 (このIDを非表示/違反報告)
Biwa(プロフ) - 突然すみません!!このお話が好きです!めっちゃ!!設定が私好みで…もしこの作品を作り終えて作者様がよろしければ、この設定で(兄弟で妹が劣等感をもってる)違うメンバーっ可能だったりしますか? (2021年3月7日 21時) (レス) id: 912a3a5484 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たらこ | 作成日時:2021年2月28日 4時