あなたが私に自信をくれる【fkr】３

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fkr side

fkr「Aの人生を僕にください。結婚しよう。」

Aの前に指輪を差し出す。

「・・・できないよ・・・」

頭が真っ白になった。
こんなに緊張してたのに受け取ってもらえるだろうと思ってたんだろうな。
どうしよう。断られることを想定してなかった。

fkr「まだ結婚したくない？・・・それとも俺が嫌？」

「そんなっ違っそうじゃなくて！」

fkr「じゃあ・・・なんで？」

なんでAが泣くの。

「結婚って、私と拳くんだけの問題じゃないよ。家族だって関わってくる。・・・こんな傷物が、拳くんに嫁げない・・・」

・・・ﾊｧ。

fkr「なにそれ。そんなこと？」

「そんなことって！大事なことだよ・・・」

fkr「俺の両親はAのことも結婚しようとしてることも知ってるよ。俺はAとしか結婚するつもりもないからAが断るなら一生独身でいる。傷物って俺の大切な人そんな風に言わないでよ。俺はAがいいんだ。家事が何でもできて仕事に一生懸命で可愛くて。そんなAがいい。他の誰でもなくAがいいの。それでもまだ断るの？」

「・・・拳くんはいっつも私に自信をくれるね。自惚れちゃいそうになる。」

fkr「自惚れてよ。俺がAのこと大好きなんだって実感して。・・・もっかい言うね。Aの人生を、僕に下さい。結婚、してください。」

「・・・はい。よろしくお願いします。」

fkr「(ｷﾞｭｯ)一生大切にする。・・・もう、一回断られるから心臓止まって寿命縮んだ気がする。」

「ごめんね。こんな幸せな誕生日過ごしちゃっていいのかなあ。」

fkr「いいでしょ。誕生日なんだから。それに今年はゴールデンバースデーだよ。」

「それ関係あるの？(笑)こんな素敵な誕生日人生で一度きりだよ。ありがとう。」

fkr「俺も幸せだから。ありがとう。」

その時撮影部屋のモニターが突然点いた。

全「プロポーズ成功おめでとう！！！！！」

fkr&A「？！？！」

izw「昼間セッティングしちゃった☆」

ymmt「こっちの映像とか音ミュートにして一部始終見させていただきました〜」

kwmr「福良なら撮影部屋でプロポーズするかなと踏んで正解。」

sgi「Aが断った時はどうなることかと思ったけどほんとに良かった。」

wtnb「初めて福良さんへのドッキリが成功した気が(笑)」

「・・・////」

fkr「恥ずかし・・・」

色んな意味で忘れられない1日になったかな。
A、誕生日おめでとう。これからもよろしくね。

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