【おそ松さん】狐の呪い3【妖怪松】

第92話 ページ12

ーーおそ松sideーーー


走りながら疑問に思うことがある。


今平然と妖怪界にいるが、きて良かったのだろうか……？

あと、狐の呪いはもう完全に解けたのか…？


狐の呪いが解けていたとしても、副作用などで何か起こしてしまうのでは……？


まだまだ疑問はたくさんある。


これらをどう解決していけばいいかは分からない。



けど……先程の苦しみはまだほんの少し残っている。


息が苦しい。



おそ「ﾊｧ､ﾊｧ……うっ………ﾊｧ､ﾊｧ……」



あ…見えて、きた…。


もう少し……もう少しだ……！



ガッ



……？！


石につまづいた……！？


ああ……視界がどんどん薄れて………。。。



ーーー


トド「……兄さん！

……松兄さん！

おそ松兄さん！！！」



おそ「……あ？」



トド「良かったぁぁぁぁ！！！

目ぇ覚ましたぁぁぁ！！！！！」



おそ「え、ちょ、何何？！」



トド「もう……ビックリしたよ…家でたらおそ松兄さんとAちゃんが倒れてるんだもん……。」



おそ「…………！！

Aは？！」



トド「隣の部屋で寝てるよ。

Aちゃん人間だからさ、他の兄さんがつきっきりで見ててくれてるよ。｣



おそ「……そうか。」



トド「あ、僕兄さんたちにおそ松兄さんが目覚ましたこと知らせてくるね！」



おそ「おう。」



ゴソッ



あ………


この本結局持ってきちゃった……



見つかるとまた厄介だな……。


心配かけてしまう。



俺は本棚の上にその本をこっそり置いた。



トド「おそ松兄さん、Aちゃんも起きたよ！！！」



おそ松 「あー、今行く！！！」



ここなら……バレないよな……。





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