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『その女の特徴は？』
「…黒いスーツを着た、30代くらいの髪の長い女だっ、」
…やっぱり。
あの港で現れた女、か。
『……その女から買ってるならそいつの連絡先、知ってるよね？』
「知らない…っ、…本当だっ！！」
『じゃあ、いつもどうやって買ってるわけ？連絡方法は？取引場所は？』
私の質問攻めに怯えながら男は、口を開く。
「いつも非通知で電話をかけてくるんだ………俺からは電話をかけたことがない。……待ち合わせ場所も、女が指定してくる…それも、毎回違う場所で、」
『………なるほどな。』
きっと電話も携帯ではなく公衆電話からかけているんだろう。相手から連絡は一切させず、取引場所も毎回変えることで自分がどこで活動してるのかカモフラージュできる。
…………そう簡単に尻尾を出す奴らじゃないのは分かってたけど、相当だな。
「…あっ、その…女が他の男たちにも無料でドラックを配ってたのを見たっ、」
『無料で？………何のために？』
「そんなの俺が知るわけないだろっ」
男の言葉に、眉間にシワが寄る。
複数の人間にドラックを無料で配ってる？ドラックは金を稼ぐために作って売ってるわけじゃないのか？
それにボスは、クロウの命令ではなくその女が独断で行っていると言ってた。…その行動の意味はなに？
命令でもなく、お金を稼ぐためでもない。
…クソ。これだけの情報だけじゃ…さっぱり分からないな。
�狃�が無料でドラックを撒いている�瓠帖弔泙箸發吠垢�出せたのはこれだけか。
ここに長いは危険だし、あとはボスに任せよう。
もういいだろ、助けてくれ。と手を伸ばしてきた男を、1人目と同じくスタンガンで気絶させた。
『ご苦労さまー』
これからは本格的に女について調べていった方が良さそうだ。
この男を拘束して、さっさとここから離れよう。
ウエストポーチからロープを取り出し、男の腕を縛ろうとしたーーーその時だった。
『！！』
後ろに気配を感じ振り返る。
でも既に何者かの足が私の鳩尾まで飛んできていて。
私はそのまま蹴り飛ばされ、地面に転がった。
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おゆき(プロフ) - meさん» ただいまです！お待たせしてしまってすいませんでした。ありがとうございます！また少しずつ更新していくので、見ていただけると嬉しいです！ (2021年5月18日 18時) (
レス) id: 1843c20691 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - おかえりなさい。また公開してもらえて本当に嬉しいです。無理だけはしないでくださいね！ (2021年5月18日 12時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆき | 作成日時：2020年11月13日 14時
