疲れた頭に糖分補給を�� ページ42
zmサイド
Aの幹部就任祝いのプレゼントを買おう、と言い出したのは誰だったか?
皆その意見に特に反対するでもなくいつの間にか幹部が揃いも揃って街に出ていて、流石に行かざるを得ないから俺も流されるように外に出て、
街に出たら、早速始まるプレゼント探し
誰かが何か見つけてきては、何か違うと否決されてまた探すの繰り返し
……思うのだが、
正直、プレゼントなんて何を選べばいいのか検討もつかない
「……武器の良し悪しは分かんねんけどなー」
流石にナイフなんて持ってったら、絶対に引かれる
それは避けたい
適当に店内をぶらつきながら、ふと、偶然目に入ったネックレスに釘付けになった
小さな石がはめ込まれていて、
その石が光によって変幻したかのように表情を変えるのはとても綺麗で
これだ、と直感的に思った
皆に見せたら、ゾムが選んだにしては、と驚いた顔をされたが……満場一致でこのネックレスを渡すことになった
別にそこまではいい、そこまではいいのだが……
「なんで俺が渡さなあかんねん……」
今日の夜に開くAの幹部就任パーティーでプレゼントを渡す役を任された
はっきり言って嫌だ
もちろん、適当な理由をつけて抗議したのだが……ゾムが選んだんだから、と一蹴された
「……おめでとう、とだけ言っときゃええか」
憂鬱、この一言につきる
そして始まったパーティー
特にハプニングが起こる訳でもなくつつがなく進んでいき……
「それでだが……ささやかなものではあるが、渡すものがある」
そうグルッペンが言えば、Aを除く全員の視線が俺に集まる
……もう勘弁してくれ
おめでとう、と愛想の欠片もなくネックレスを突き出すように押し付ける
……これで満足か?、と皆の方を向けばあちゃ〜というかのように見られた。解せぬ
もう席に戻ろうとして、俺の袖口を微かに引っ張るAに引き留められた。
なんやねん、と不機嫌丸出しで振り返れば、
「……ありがとう、ございます。」
そう、花のように微笑んだ彼女を見て無意識に顔に熱が集まるのを感じた
「……あっそ」
外れ役や思っとったけど……Aの笑顔見れたからええか、なんて
単純すぎやろか?
――――――――――――
イオネラです
総合ランキング過去最高2位ありがとうの番外編です
ヒロインＸ様、リクエストありがとうございました!
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イオネラ(プロフ) - 、さん» おお〜、見事に誤字ってますね〜。直しておきます (2020年3月28日 13時) (
レス) id: f9348e29a5 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 1ページ目、｢密｣は「秘密」とかに使われるものであり、この文の場合は甘い「蜜」となるべきでは？中学生ならそれくらい分かると思いますが。 (2020年3月28日 11時) (レス) id: 80989d8d85 (このIDを非表示/違反報告)
イオネラ(プロフ) - ここでリクエストは終了させて頂きます。沢山のご愛読、ありがとうございます!! (2020年3月22日 12時) (レス) id: f9348e29a5 (このIDを非表示/違反報告)
イオネラ(プロフ) - ヒロインXさん» お褒め頂きありがとうございます!!zmですね。了解です〜!更新頑張って急ぎます← (2020年3月22日 12時) (レス) id: f9348e29a5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロインX - 突然のコメント失礼します。素晴らしい作品ですね！惚れました笑ゾムとの絡みが見たいです！お願いします。更新頑張って下さい！ (2020年3月22日 10時) (レス) id: be3281a2df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオネラ | 作成日時：2020年2月22日 1時
