朝っぱら ページ33
「うぅん」
私は寝返りを打つと何かの感触がした
「......なんだぁ？」
目を瞑りながら手を動かすとなんかぺたぺたする感覚とふさふさしている感覚があって意を決して
目を開けて私が触っているところを見ると目の前には眠っている裕君の顔を触っている手が見えた
時が止まったような感覚に陥った
...............
「！！！！！！」
すぐに手を引っ込めてマユリカの宣材写真みたいに胸の前に自分の手をギュッとした
声を出さなかっただけでも自分を滅茶苦茶褒めてやりたいと思うぐらいだった...そのくらい驚いたし
めっちゃビビったし死ぬかと思った
(そうや、私昨日から屋敷さんの家に住まわせてもらってるんやった
そうやなかったらおかしいし、この一つのベットに恋人でもない男女が一緒に眠ってるのなんて)
静かに深呼吸すると目の前でぐっすりと眠っている裕君の顔をまじまじと見つめた
いつも得意げで芸風で言えば人を見下しているようなやんちゃな表情をしているところからは
想像することが出来ないくらいに普通にかっこいい男の子の顔をしていた
それでも目の下のクマがニューヨークの忙しさを物語っている
「忙しくて眠れてないんかな？いつか体壊してまうで、大丈夫なんか心配やで？」
私は壁の方を向いて小さい机に置いてあるスマホを起こさない様にとってマネージャーのラインを
見るとついさっきメールが着てた
山田マネ寝てるか起きてるか分からへんけど今日ヒルナンデスにゲスト出演やから
Aはぁ?マジで言うてんの!しかも今日なん!
山田マネマジやけど何やねん
A昨日言うてやせめて、分かってたんなら
山田マネ昨日急に決まったからやって、申し訳ないと思ってるから10時までに日テレ
Aホンマに......りょーかい
山田マネそれ終わったらロケやから
Aなんの?
山田マネブランチ
Aあ〜なるほど、どこの
山田マネ表参道でロケ、それ終わり次第帰宅で次の日有吉の壁で朝4時に五反田集合ね
Aもう最悪...分かった
スマホで時間を確認するとまだ６時だったから目覚ましを８時に設定してもう一度眠り始めたけど
なかなか眠れなくて裕君の方を向いて目を瞑ると自然とさっきまで襲ってこなかった睡魔が
襲ってきて眠りについた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンさん(プロフ) - まぽさん» ありがとうございます！！今後の展開楽しみにしててくださいね！ (2月17日 20時) (
レス) @page49 id: d611d0aab1 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん(プロフ) - Darling_kuzuさん» ありがとうございます！今急いで続編を作っているので楽しみに待っていてください！！ (2月17日 20時) (レス) id: d611d0aab1 (このIDを非表示/違反報告)
Darling_kuzu(プロフ) - はじめまして。半年くらい前からずっと追って読ませてもらってます(^^)ここになって推し(森田さん)が出てきてふわあああ！てなりました！テンション上がってのコメントです^^;今後も楽しみにしながら応援してます♡ (2月13日 0時) (レス) @page49 id: e6d4c88728 (このIDを非表示/違反報告)
まぽ(プロフ) - はじめまして。屋敷さん好きなのでドキドキしながら読ませてもらってます！！今後の展開楽しみにしています！ (11月20日 18時) (レス) id: 443d342a55 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん（作者） - カイナさん» 感想ありがとうございます！私もオズワルドにハマって書いた感じなのでそう言う風に言ってもらえて凄く嬉しいですこれからも頑張るの応援の方をよろしくお願いします (2023年1月15日 13時) (レス) id: a2b8f9cbd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リンさん | 作成日時：2022年9月3日 20時
