白とピンクと君と 盛山晋太郎 ページ16
◇リクエスト作品◆
新曲のレコーディングの仕事の休憩中
やっぱこのネイル可愛くないな
ピンクとかにしたいけど
マネージャーさんに怒られるかな
「Aさーん！！」
自分好みじゃないネイルに
夢中で気付かなかった私の隣で大きな声が響く
いや、絶対この距離で出す声量じゃない
「…っ、うるさ。
てかなんであんたここにいるの」
「Aさんって彼氏いるんですか？！」
「…いるけど何？」
長いこと一緒にいる事務所の後輩ちゃんは
相変わらず天真爛漫な性格で
正直私よりも歌が上手いんじゃないか…
って待って、
それ聞くためだけにここまで来たの？
「Aさんに彼氏がいるなんて
聞いてないです！」
「それ聞くためにここまで来たの？
てか何で知ったの？」
「マネージャーさんから聞きました」
そういえばマネージャーさんにも言われたな
彼氏がいるって伝えたら
全く同じ反応をされたのを思い出した
「私に彼氏がいるのそんなに変？」
「変じゃないですよ！でも、」
「でも？」
「Aさんってかっこいよくてクールだから
あんまイメージはない…かもです」
失礼なこと言ってますゴメンナサイ。
と素直に謝れるのだから悪気はないのだろう
なんて私と正反対のキャラの後輩に苦笑する
かっこいい、なんて
最高に嬉しくない褒め言葉
そして後輩のように素直に喜べない私も嫌いだ
「はいはい、もういいでしょこの話は」
「あ、待ってください！最後に一つだけ！」
「なによ」
目をキラキラさせた後輩
私には少し眩しすぎる
「彼氏ってどんな人ですか？」
「…え」
「Aさんのタイプ想像つかなくて」
「…」
私の彼氏は全く別世界にいるような人だ
不器用な私のことを丸ごと愛してくれる人だ
まさか歌手の私と芸人と彼と
出会えると思ってなかったし
ましてや、付き合えるなんて、、
「え、え、顔真っ赤！」
「は」
「Aさん可愛すぎでしょ！
そんなに好きなんですね！」
「え、え、違っ！」
慌てて頰を触ると熱くなってて驚いた
「も、もうおしまい！
次この話したら一緒にご飯行かないからね！
ギター買う時もついて行かない！」
「ええ！？やだあ！Aさーん！」
可愛い後輩を置いて
再びレコーディング室へ向かった
無にならなければ…
そう思って再び可愛くないネイルを見つめた
.
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るうみ(プロフ) - りまさん» リクエストありがとうございます！出来上がるまでしばらくお待ちください！✨ (2022年11月29日 8時) (
レス) id: d2483b3b0f (このIDを非表示/違反報告)
りま(プロフ) - 彼女の誕生日を堂前さんと過ごす話が見たいです。よろしくお願いします。 (2022年11月29日 7時) (レス) id: 05beb7e26c (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - りまさん» こちらこそお待たせしてすみませんでした😭そう言ってもらえてよかったです🫶💓またお待ちしております！ (2022年10月13日 21時) (レス) id: d2483b3b0f (このIDを非表示/違反報告)
りま(プロフ) - お忙しい中、リクエストありがとうございました😊とてもいいお話でした BIG LOVE🫶 (2022年10月13日 13時) (レス) id: 05beb7e26c (このIDを非表示/違反報告)
千速(プロフ) - るうみさん» すみません！お忙しい中ご返信していただき、ありがとうございます！また日を改めて、リクをしますね！ (2022年9月19日 17時) (レス) id: d94946fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2022年5月29日 4時
