責任と口実 河井ゆずる ページ17
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無防備にも鍵をかけなかったのが悪い
悪いけど普通はノックくらいするやん、、
「「え」」
コントの衣装から私服に着替えてる最中
ドアが開いてゆずるさんと目が合う
「ぎゃあああ！？！？」
「っわ！ごめん！！」
焦った顔が一瞬見えたかと思うと
勢いよく閉まったドア
え、見られた？見られたんよね？
ちょうど下着だけの格好してる私の姿を。
「………無理、終わった」
こんな仕事場に可愛い下着なんて
付けてきてるわけないし
そもそも見せる相手が何年もいない
そして見られた時の私の叫び声が
可愛くなさすぎて泣ける
「なんでよりによって…」
そう、まだ他の男ならよかった
いやよくはないけどさ
なんでよりによって
何年も片想いしてるゆずるさんなんよ、、
放心状態でいるとドアから声が聞こえる
「Aさーん？開けるでー？」
「え」
遠慮がちに入ってきたのは
紅しょうがの稲田さん、通称みき姉
「…みき姉、、」
「あんたいつまでその格好でいるん」
「ううっ…やってぇ、、」
「え、ちょ、なんで泣くん」
私の気持ちを知ってるみき姉に諭されて
とりあえず持ってる衣類を身に付ける
「ゆずるさんに見られた…こんなちゃっちい身体」
「ちゃっちいって笑」
「むりむりむり…下着も可愛くなかったし
今の私の体型人生で一番太ってるし」
「ゆずるさんもなんか様子変やったで？」
「…ゆずるさんが？、っんぷ」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった私の顔面に
みき姉が無理矢理ティッシュを押し付ける
「ゆずるさん珍しくオロオロしてたから
声かけたらあそこの部屋にAおるから
見てきて欲しいって言われたんよ」
「…そうやったんや、、」
「ゆずるさんも気にしてたみたいやから
後でちゃんと声かけや？」
「そ、それは無理！もう顔見れへんもん！」
ぶんぶん首を横に振る私にため息をつくみき姉
「てかそんな太ってへんけどね
私の方が痩せなあかんわ」
「まあ、それはそう…ですけど」
「おい、否定しなさいよ笑
そんな元気あるならもう大丈夫でしょ」
「嫌や！もうこの部屋から出ーへん！」
「はいはい、あなただけの楽屋やないのよ」
「うわあ！やめてよー！」
そんな私の抵抗は虚しく
みき姉に強引に部屋から連れ出された
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るうみ(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます💓ええほんとですか！😭きゅんきゅんしてもらえて何よりです！また思い付いたら書かせていただきますね〜✨ (2022年5月29日 4時) (
レス) id: c9b7628ed8 (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - 川西さんめっちゃ良かったです〜！きゅんきゅんしました🥰また楽しみに待ってます！ (2022年5月29日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - raraさん» ええ嬉しいですありがとうございます🥺💓リクエストかしこまりました！こちらはお話が満杯になりましたので移行した際に書かせて頂きますね！少しお時間頂きますのでしばらくお待ちください☺✨ (2022年5月27日 12時) (レス) id: c9b7628ed8 (このIDを非表示/違反報告)
rara - いつもるうみさんの書くお話素敵だなと思いながら読んでます🥺リクエストで、何かの記念日でも誕生日でもないのにただただひたすらお姫様扱いしてくれる川西さん読みたいです！お願いします🥺 (2022年5月27日 3時) (レス) @page48 id: 9fa065dabb (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - ezeさん» 初めまして！いつも読んでくださりありがとうございます🤲リクエストかしこまりました！野村さんのお話ですね！こちらはお話が満杯になりましたので移行した際に書かせて頂きます！出来上がるまでしばらくお待ちください✨ (2022年5月26日 1時) (レス) id: c9b7628ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2022年2月14日 0時
