オワリノナイ恋 / A. Masaki【19】 (ページ9)

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729.素直の笑顔･･･A ページ9

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｢Aちゃん･･･？｣

｢私も、雅紀くんで元気チャージします、、｣

そうやって、嬉しそうに頬を赤らめて
さっきとは違う笑顔を見せるAちゃん。

「暫く会えないから、｣

「ふふっ(笑)･･･こんな姿、赤ちゃんに見せらんないね？｣

「こんな姿？｣

「2人でいちゃいちゃしてんの(笑)｣

「もう聞こえてるかもしれないですよ？｣

そう言って、俺と少し距離を取ると
彼女は、2人の間にある挟まれた自分のお腹を優しく撫でた。

｢俺が子供だったら、スッゲー恥ずかしくてみてらんない！｣

｢私はおじいちゃんおばあちゃんになっても、こうやって雅紀くんとギュってしてたいですよ？｣

雅紀くんは違うんですか？って聞いてくる彼女に
んなわけないじゃん！って焦っていう俺は、きっと彼女に転がされてる。

｢もぉ、そんなに素直になっちゃってどうしたの(笑)｣

｢･･･雅紀くんに元気もらえたからですかね？｣

Aちゃんは、クスクス笑ってて
さっきよりも、全然機嫌が良くなったな。って思った。

｢今日は雨だし、家でゆっくりしてなね？｣

｢ん、そうします｣

Aちゃんは、嬉しそうに微笑んでくれて
俺の大好きな笑顔が戻ったのを確認すると、安心して部屋を出た。

暫く会えなくなるけど、たかが、1週間。･･･大丈夫。うん、大丈夫。