検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:43,131 hit

752.強力なライバル・・・A ページ32

.


「そうだ、時間大丈夫?」

「あ、そうだった!」

思い出したかのように言ったミチルちゃんは
「彼氏が熱出てて!」って説明しながら、時計を見た。


「えっ!ごめんね、引き止めちゃって!帰り道平気?」

「あ、大丈夫です。(笑)Aにも言われましたけど、グーグル先生あるんで!」

「アハッ、そっか!」

「じゃ、あんまりAに振り回されないように!」

「うん!・・・って、え、?」

さらっと言われたセリフに、思わず聞き返すと
止まっていたエレベーターの矢印ボタンを押したミチルちゃんが振り返る。


「あの子、溜め込む上に、頑固な方だから!すぐ引きこもるし!」

「・・・あぁ、、わかるかも(笑)」

「でしょ〜。ほんっと便秘みたいな子なんで(笑)」

俺の言葉を背にエレベーターに乗り込んで、開くボタンを長押し。


「ちょっと!!仮にも俺の奥さん!(笑)」

「残念。私はもっと付き合いの長い親友!(笑)」


そういって、ミチルちゃんは「また来まーす!」って扉を閉めて手を振って。
俺も「彼氏さんお大事にね!」って手を振ると下に消えていったミチルちゃんは
多分俺の強力なライバル。

753.彼に気づかれた溝→←751.彼女をよく知る人・・・A



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
559人がお気に入り
設定タグ:相葉雅紀 , , 櫻井翔
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にゃん | 作成日時:2020年3月21日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。