オワリノナイ恋 / A. Masaki【1】 (ページ15)

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15.20分後ページ15

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｢かわいい･･･よね、･･･よし変じゃない｣

お高いレストランに行くわけでもないのに
クローゼットからお気に入りの服を何着かピックアップして
一番、家呑みに合う服を選んだ。

それでも、赤いスカートにノオフホワイトのビジュー付きのトップス
なんていう、ちょっとランチ♪みたいな服装になって
せめてパンツにしようかなって、迷ったけど
あー、雅紀くん待たせてる･･･って思ったから、そこに落ち着いた。

一つ、深呼吸して雅紀くんに電話をつなげる

｢あ、もしもしぃ？準備できた？｣

｢はい！｣

｢おっけおっけ。あ、ナビに住所登録するからさ住所教えてくれる？｣

｢あ、はい･･･えっと････｣

住所を告げると、あ、こっから近い･･･って声が聞こえた後に
微笑んでるんだろうなって雰囲気の笑い声が聞こえた。

｢20分ぐらいで着くから！｣

｢わかりました、、じゃあ20分後に･･･｣

そう告げると、雅紀くんはおっけーって言って電話を切った。

好きな人のうちに行けるなんて幸せ過ぎてどうなっちゃうんだろう･･･
二人きりだったら、そういうこと？･･･でも雅紀くんがまさかね。付き合ってもないし。
何より私とそう言うことしたいだなんて思ってない。私は、ただのお友達。
･･････って、何自分で考えて落ち込んでるんだろう。

なんて色々考えたら20分なんてあっという間で急いで一階に降りた。