stpr！BL（リクエストあり）

続き ページ22

さとみside

俺は先生に呼ばれ、診察室(？)に入った

「あの・・・」
医「手術は成功しました」
「はい！ありがとうございました！」
医「ですが・・・」
「？」

そこで一瞬会話が途切れた
先生は、かなり深刻な顔をしている

医「驚くと思いますが・・・」
「はい・・・」
医「記憶喪失になるかもしれません」

え・・・
記憶喪失・・・？

おれのことは忘れてしまうの・・・？

「記憶、喪失・・・」
医「はい。脳にかなりのダメージを受けています」
「・・・」
医「目立った外傷はありません。一部の記憶を失ってしまうということになります」

おれのことは・・・？
おれのことは覚えてる？なーくん・・・

「俺のことは覚えてますか・・・？」
医「それはななもりさんが目覚めないとわかりませんが・・・」
「ありがとうございました」

そしてなーくんが眠っている病室に入り、ジェルやころんに話した
顔が一瞬強張ったが、すぐに笑って大丈夫と言ってくれた

この話を莉犬とるぅとくんに話した
莉犬は謝ったが、誰だって大切な仲間を失うかもとなったら
そうなることもある

俺達はなーくんが目覚めるのを待った

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