二人だけの誕生日会 ページ29
竜矢side
楓から呼び出され、
馴染みの店で待っていると、
騒がしく入ってきた楓が、
クラッカーを食らわせて来た。
『新手のいじり？』
楓「まさか、覚えてないの？
ってまぁ、毎度の事だから驚かないけど。
今日、竜矢の誕生日でしょ。」
『あぁ、そう言えば、、。
最近忙しくしてたから、全然覚えてなかった。』
楓「そんな事だろうと思った。
はい、プレゼント。」
『開けて良い？』
楓「もちろん。」
リボンを丁寧に解いて箱を開けると、
黒を基調とした、モノトーンの腕時計。
『そろそろ新しい時計欲しいと思ってたから、
嬉しい。ありがとう。』
楓「どういたしまして。」
『お前、俺の好みを的確に突いてくるから、
毎度驚くよ。』
楓「十七年間幼馴染みやってすからね。
そりゃあ、好みくらい分かるよ。」
『まぁ、俺も大体知ってるんだけどな。』
楓「話は変わるんだけどさ、
僕、SnowManのファンクラブに入りました！」
『アイドルとか、興味あったのか？』
楓「僕の推しは、
これまでもこれからも竜矢ただ一人だからね！
これからはファン目線として、
幼馴染み目線として、色々言おうかなと思って！
それで、ファン目線の僕から一言。
竜矢のブログって無いの？」
『開設はされたらしいけど、更新してねぇな。』
店員「失礼します、
ウィスキーのロックとカシスオレンジです。」
『ありがとうございます。』
楓「ありがとう〜！」
楓が何か言いかけていたが、
運悪く、店員さんに遮られてしまった。
『それで？何が言いたいんだよ。』
楓「竜矢、今すぐブログ更新して！
読みたい！」
『良いけど、、。』
近々書くつもりだったものを、
忘れずに済むから良いかと思い、
書いた。
腕時計の事を書いた事に相当ご満悦な楓。
コイツが潰れて、
マネージャーさんに預けた後、
俺もタクシーを拾い、家へと帰った。
てっぺんは越えていたので、
誰も居ないと思って帰ったら、
玄関に仁王立ちで佇む九人が居た。
ちなみに超絶不機嫌。
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氷牙 - 黎音さん» 直させて頂きました！ご指摘、ありがとうございました！ (2021年1月18日 22時) (
レス) id: f9e508b53a (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 10問10答の第1問の所第1門になってますよ (2021年1月18日 20時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
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