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音を立てないようにそっと隣の席に座った。
起きる気配は、ない。
ノートに目を向けると、俺の名前が書いていた。
「…漢気あふれる情に篤い男の子」
苦笑する。
良かった。
まだ昔の自分に戻ってはいないらしい。
ノートに残った水が乾いた跡。
泣いたのだろうか。
「…自分らしさ、ね」
悩んでいたのはこれらしい。
情けない自分を変えたいと切に思う気持ちなら俺は充分すぎるほど知っている。
だから、
「…大丈夫。
Aは頑張ってるよ」
中学の頃、誰かに言って貰いたかった言葉を。
おこがましいかもしれないが、寝ているのをいいことに名前を呼んだ。
撫でた髪が柔らかかった。
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小桜(プロフ) - 切島くんが恋してるの可愛すぎましたっ！最高です！ (2021年10月18日 22時) (
レス) @page33 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
壬生(プロフ) - もうこれ、展開覚えて台詞も覚えるほど読んでしまう程キュンキュンしちゃう作品でした！！こんな素敵な作品を作ってくださり有難うございました！！ (2021年3月6日 11時) (レス) id: 37023bc587 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - ああもう最高でした、、切島くんかっこいいし笑 (2020年8月25日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
菜月 - 切島くん再推しなので本当にこの作品を読めて嬉しかったです！ (2019年11月30日 13時) (レス) id: ed9b976bb6 (このIDを非表示/違反報告)
おちょぼけ(プロフ) - ＴＲＮＰさん» そう言ってもらえて嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2018年12月1日 17時) (レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちょぼけ | 作成日時：2018年9月13日 20時
