【011】過去 ページ12
A「ママに似てるって、どういう意味？」
レイ「見た目とか...」
A「見た目はたまたまじゃないかしら？同じような髪の色や目の色の人も他にいると思うわ」
レイ「それたけじゃなくて、顔立ちとか。雰囲気が似てるなって。あと、Aの名前...ずっと前に聞いたことがある気がする」
A「似た名前の子が、過去にハウスにいたんじゃないかしら？」
レイ「ハウスにいた時よりもずっと前...母親の体内にいた時ぐらい」
A「それって...本当なの？」
レイ「うん」
それが本当なら、ハウスの秘密をエマ達よりも詳しいはずだ。ママに知られたら出荷されてしまうのでは...
A「もしかして、そのことをママに話したりした？していないなら、ママにそのことを気付かれないようにしないと...」
レイ「それは大丈夫。ママはもう知っているから」
その話をしていたら、イザベラが前から歩いてきた。
イザベラ「あら？夜遅くに何をしていたの？」
レイ「寝る時間になってもベットにいなかったから、Aが探しに来てくれたんだ。今はその帰り」
イザベラ「そうだったの。わざわざありがとうA」
A「いえ、何かあってからでは遅いので」
レイ「じゃあ、俺は寝るよ。おやすみ」
イザベラ「おやすみなさい」
A「おやすみ」
イザベラ「遅くなってしまってごめんなさい。本部の仕事が長引いてしまったの」
A「そうでしたか...お疲れ様です」
イザベラ「私がいなかった間に何かあった？」
A「ありませんでした」
イザベラ「ならよかったわ。レイと一緒にいたけど、何の話をしていたの？」
イザベラと私は、昔会ったことがあるのだろうか。
A「あの、私達って会ったことありましたっけ？」
イザベラ「あるわよ。あなたがまだ小さかった頃...覚えていないと思うけど、私達は同じハウスで過ごしていたのよ」
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ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月12日 10時) (
レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - まろまろさん» わざわざありがとうございます。頑張りますね！ (2019年8月26日 23時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 夢主の呼ばれかた、「シスター」のほうがいいと思います。 (2019年5月19日 21時) (レス) id: 79794f06f6 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 頑張ってください！！面白いので！！ (2019年5月13日 21時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 蜜柑さん» わざわざありがとうございます。更新頑張りますね！ (2019年4月5日 16時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つる | 作成日時：2019年4月2日 2時
