8.鱗滝さん ページ9
あれから家に向かって歩いていたつもりだったが、途中で道を間違えたらしい。歩いても歩いても見たことない景色だ。
A「あれ?来た道を戻ってきたはずなんだけど...」
外はだいぶ暗くなってきた。周りが見えずらくて転びそうだ。
泊めてくれる家が見つかれば今夜は安心して休めるが、こんな山奥に家なんて一軒も見つからないし、頼りになる雀はどこかに行ってしまった。
A「もう、野宿するしか...」
諦めかけていたとき、家の明かりを見つけた。
A「泊めてくれたらいいな。...あれ?体が熱い気が...」
熱が出たのか、体中が熱くなってきた。ぼーっとするが、熱の時のようなだるさや頭痛が無い。体中の血液が熱くなるような感じだ。
A「別に病気じゃないよね...」
─────コンコン
A「すみません」
扉が開き、出てきたのは何故か警戒した炭治郎だった。
炭治郎「なんだAか...こんな夜遅くにどうしたんだ?」
A「実は道に迷っちゃって...今日だけでも泊めてくれないかな?」
炭治郎「俺はいいけど、鱗滝さんに聞いてみないと...ちょっと待ってて」
無事家に泊まることがでした。
A「ありがとうございます。料理をご馳走してくださるなんて...」
炭治郎「鱗滝さんの料理おいしいだろ?」
鱗滝「遠慮せず食べなさい」
A「はい!」
鱗滝さんの料理はとてもおいしかった。さっきの具合の悪さはどこかにいってしまった。
禰豆子「...」
女の子がこっちを見つめていることに気が付いた。
A「炭治郎、あの女の子は?」
炭治郎「あれは俺の妹の禰豆子」
A「禰豆子ちゃんよろしくね!」
禰豆子はこっちに向かってきて私の隣に座った。そして、私を抱きしめてきた。
禰豆子「♪」
A「ね、禰豆子ちゃん?」
炭治郎「こら!いきなり抱きしめたら驚かせてしまうだろ」
A「大丈夫だよ!気にしないで」
そろそろ寝る時間だ。禰豆子ちゃんはうとうとし始めている。
A「禰豆子ちゃん眠そうだし、そろそろ寝ようかな...」
炭治郎「わかった。禰豆子、Aおやすみ」
炭治郎「鱗滝さん、Aから鬼のにおいが...」
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心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます!夢主は鬼になったちゃんでしょうか?応援してます! (2019年8月16日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - ゆきなさん» わざわざありがとうございます。気付きましたか!無理せず自分のペース頑張りますね (2019年8月16日 1時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 天さん» わざわざありがとうございます。楽しんでいただけるように頑張りますね! (2019年8月16日 0時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 鬼になってますね!これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年8月15日 20時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
天 - 続きがとっても気になります!!! 楽しみ!(*≧∀≦*) (2019年8月13日 22時) (レス) id: de9e002270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つる | 作成日時:2019年6月30日 19時