11.白髪のおじいさん ページ12
日輪刀を鞘から抜いてみると、色が透き通るような水色に変わった。
炭治郎の刀の色は赤になるだろうと鋼鐵塚さんは期待していたが、黒に変わりさらにうるさくなった。
炭治郎「俺は町に向かうけど、Aはどうする?」
A「私は兄さんのところに行こうかな」
兄さんの雀と私の雀は兄弟のようだったから、もしかしたらいるのかもしれない。
炭治郎「じゃあ!鬼には気を付けろよ」
鱗滝さんにお礼を言い、炭治郎と別れた。
そういえば、女の人と何かあって借金をしたとか、騙されたとか言っていた。大丈夫なのだろうか...
A「兄さん女の人が好きだからな...」
兄さんは耳がとてもよくて、寝ている間でも人の会話を聞いていたり、音でその人のことがわかる。だから、そんなことにはならないと思っていた。
うろ覚えで不安だったが、無事に家にたどり着けた。ノックをすると、白髪のおじいさんが出てきた。
「誰だ?」
A「あの、我妻善逸って人はいますか?」
おじいさんが奥に行ったと思ったら
「善逸!お客さんが来たぞ」
「今はそれどころじゃないんだ!Aが...Aが鬼と戦ってるって、助けてって!」
「タイヘン Aガ オニトタタカッテル!
タスケテ!タスケテ!」
と、にぎやかな声が聞こえてきた。
「せっかく来てくれたお客さんを待たせるな!」
兄さんがおじいさんに引っ張られて連れてこられた。
善逸「俺にお客さんが来るわけ...ってA!無事でよかった...怪我は?」
A「大丈夫だよ。元気だから」
2人で話していると、おじいさんが話しかけてきた。
「日輪刀...お前が善逸の妹か?どの呼吸を使っている?」
A「はい。氷の呼吸を使っています。壱ノ型しかできませんが...」
「そうか...雷の呼吸を試してみないか?」
A「雷の呼吸...」
善逸「無理しなくていいんだぞ?もう、氷の呼吸が使えるんだし...」
呼吸の技はとても体力や集中力を使う。できるなら使いたくないけれど、鬼殺隊になったなら足手まといにはなりたくない。
A「お願いします。教えてください」
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心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます!夢主は鬼になったちゃんでしょうか?応援してます! (2019年8月16日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - ゆきなさん» わざわざありがとうございます。気付きましたか!無理せず自分のペース頑張りますね (2019年8月16日 1時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 天さん» わざわざありがとうございます。楽しんでいただけるように頑張りますね! (2019年8月16日 0時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 鬼になってますね!これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年8月15日 20時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
天 - 続きがとっても気になります!!! 楽しみ!(*≧∀≦*) (2019年8月13日 22時) (レス) id: de9e002270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つる | 作成日時:2019年6月30日 19時