【鬼滅の刃】雷の妹の秘密

10.日輪刀 ページ11

朝になり目が覚めた。禰豆子ちゃんはまだ寝ていたので、そのまま寝かせておいてあげた。炭治郎はもう起きたのか、姿が無かった。

A「炭治郎どこに行ったんだろう...」

寝室を出て昨日ご飯を食べた部屋に行ってみたが、誰もいなかった。

A「もしかして外かな？」

確か畑が外にあったから、そこにいるのかもしれない。黙って出ていくことはできないから、お礼を言うために外に出た。



A「おはようございます！炭治郎、鱗滝さん」

炭治郎「おはようA！今日はぶり大根を作るんだってさ。楽しみだな...」

2人は大根の収穫をしていた。

A「昨日は本当にありがとうございました。では、私はこれで...」

炭治郎「もう行くのか？鬼と戦ったのなら、もう少しやすんでいった方が...」

鱗滝「遠慮せずに休んでいくといい」

確かに強い鬼と戦ったから、少し寝ただけでは疲れはとれていない。それに、私の雀はどこかに行ってしまったから連絡が聞けない。

A「そうしたいんですけど、日輪刀と隊服が師範の家に届くと思うので家にいないと」

炭治郎「そうか...なら、オレの烏を使って伝えればいいんじゃないか？」

A「いいの？じゃあ、お言葉に甘えて」

炭治郎が烏を貸してくれたので、私の隊服と日輪は鱗滝さんの家に届けてほしいと伝えた。





あれからしばらくこの家で過ごすことになった。師範が鬼に倒されたこと、私が鬼を寄せ付けやすい体質だということを伝えると、2人とも1人にするのは心配だと言って住ませてもらうことになった。



A「そろそろ日輪刀届きそうだね」

炭治郎「そうだな。届いたら鬼殺隊の仕事が始まるのか」

2人で鬼殺隊のことを話していると、家に誰かが訪ねてきた。鋼鐵塚という人で、炭治郎の日輪刀を作った人らしい。
私の日輪刀は別の人が作ったが、炭治郎と同じところにいるなら一緒に届ければいいだろうとなったので、鋼鐵塚さんが来たと話していた。

日輪刀の色は人によって変わると説明された。鋼鐵塚さんが、早く鞘から抜いて色を見たいと騒ぎ始めたので抜いてみた。

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