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＿わけわからん日本語言ってんねん。
…わけわからん日本語って何？
康二くんの言葉で余計に何が何だか分からなくなってしまった俺はひたすら首を傾げることしかできない。
気づいたら舘さんは佐久間くんが寝てるところに歩いて行っていて、いや飲み込むの早っと思いつつ彼を追いかける。
ソファーの周りには腹を抱えて笑うしょっぴーとふっかさん、しゃがんで佐久間くんの顔を覗き込むめめとあべちゃん、ちょっと離れたところに岩本くんがいた。
俺たちの存在に気づいたあべちゃんが声をかけてくれた。
挨拶を返して、毛布に包まれた佐久間くんを見ると、彼の頬は林檎みたいに真っ赤だった。
「うわ、佐久間くんほっぺやば」
阿「さっき測ったら39度だったんだよぉ…」
宮「それは大変だね、病院連れて行かなきゃじゃない？」
佐「ぅ〜……」
そう言って舘さんが佐久間くんの頭を撫でる。
ここだけ見たら佐久間くんが年上とか全然思えないよなあ、とどうでもいいことを考えていると、佐久間くんが小さな声で何かを話していることに気づいた。
佐「、さ、……ひざ、」
「？膝？」
佐「うさぎのひざ、しゃべりそう…」
「………は？」
渡「だぁっははぁｗｗｗｗｗｗむり、ひ、しぬｗｗｗｗｗｗ」
…ああ、そういうこと。
言ってる意味がやっと分かったよ康二くん。
ちらっと康二くんのほうを見ると視線が合って、まだ顔を顰めている彼はそのまま頷いた。
あべちゃんによると、こんな感じのがかれこれ数十分は続いているらしく、熱が高すぎるからおかしくなってるんじゃないかとあべちゃんは心底心配していた。
おかげで佐久間くんがおかしなことを言うたびにあべちゃんはだんだん泣きそうになっている。可哀想。
深「いや、さっきの『おしるこガチャ回したらいくらが走った』のほうがおもれぇわ佐久間」
目「俺は『家着いたら足袋が追っかけてくんだよぉ…』が好きだよ佐久間くん」
渡「腹痛てぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
阿「ねぇーえ佐久間ぁ！病院行こうよ！」
佐「あべちゃんはねぇ…だいぶつがきにとまってんだぁ…」
阿「大仏は木に止まらないよ佐久間ぁ…」
ダメだ、佐久間くんの言葉ずっと聞いてたら頭がおかしくなってきそう。
俺は離れて岩本くんのところに行った。
「頭痛くなってきた…」
岩「『シャイニングピカイチベーコンツアーと海切りに行こう』」
「…へ？」
岩「俺が好きなやつ」
「……勘弁して…」
完
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同期ゆり組担 - さんかっけいさん、ありがとうございました。とてもおもしろかったです！投稿、お疲れ様でした。 (2023年3月21日 20時) (
レス) id: ecb79bbb8a (このIDを非表示/違反報告)
さんかっけい(プロフ) - 同期ゆり組担さん» リクエストありがとうございます。書かせていただきました！若干内容の差異はあるかと思いますが、ご満足いただけると幸いです！ (2023年3月21日 16時) (レス) id: 354f0ed835 (このIDを非表示/違反報告)
同期ゆり組担 - またもや、リクエストよろしいでしょうか？ あべちゃんが５人のお兄ちゃん達にわがままを言いまくって困らせてかまってもらう、というお話が見たいです。細かい設定はお任せします！よろしくお願いします！ (2023年3月6日 23時) (レス) id: 67b27e02af (このIDを非表示/違反報告)
さんかっけい(プロフ) - 同期ゆり組担さん» こちらこそありがとうございました！ (2023年2月23日 12時) (レス) id: 354f0ed835 (このIDを非表示/違反報告)
さんかっけい(プロフ) - Mさん» ご感想ありがとうございます(^^♪ 励みになります！ (2023年2月23日 12時) (レス) id: 354f0ed835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんかっけい | 作成日時：2023年1月28日 3時
