49.JM ページ50
.
久々に見たヌナは痩せたというよりも
ほんの少しだけど窶れたという印象で
いつものヌナとは違う感じがどうも落ち着かなくてそれとなく聞いてみた。
「…ん、なんかね、子育てって難しいなって。
ちょっと負のループ中。笑」
そういえば前にも
そんなこと言ってたことがあったね。
不定期にそんな時期があるって
JM「また前みたいな感じで？」
「…今度はまたちょっと違うかな…」
話づらそうにするヌナだけど
吐き出さないと辛いだけだよ。
やんわりと聞き続け
少しずつだけど話してくれたのは
サランから言われた言葉。
幼い故素直に出た言葉が
ヌナの自信を削いでしまったらしい。
正直デリケートな部分で
俺が口出しできることじゃないんだろうけど
JM「ヌナはさ、その〜…テヒョンのことが好き？」
「………」
JM「母親だからとか、俺たちが芸能人だからとか
そういうの全部抜きにして、
素直に言っていいんだよ。なにも否定しないから」
「…うん、テヒョン君が好き、みたい」
JM「ふふ、そっか！
テヒョンとヌナは両思いだったんだね」
俺がそう言えば真っ赤になって
料理の手が止まっちゃうヌナ。可愛い。笑
親友と大好きなヌナが
想い合っているなんてこんな嬉しいことない。
JM「パパにっていうのは
ちょっとすぐには難しいけど〜。苦笑
でもテヒョンはあんなだけど
凄く愛情深くていい男なんだよ。
ヌナのことも、サランのことも含めて
きっと包んでくれるはずだから」
なにも心配せずに
テヒョンの元に飛び込んでみなよ
俺のその言葉に嬉しそうに涙を流したヌナ。
JM「あ、ちょっ、泣かないでよ〜」
泣かせたなんてテヒョンにバレたら怒られる！
「ジミン君、
私テヒョン君に伝えてもいいのかな…？」
JM「アイツ喜ぶよ」
JM「サランもさ、Aちゃんからの愛情だけで足りてないんじゃなくてさ、パパっていう存在に憧れがあるのかもね。それに最近会えてなかった寂しさも相まっての言葉だったんじゃないかな？」
JM「いつもAちゃんがね！って
色んな話してくれてるよ。笑
サランもヌナのこと大好きって見ててわかるもん。
だから愛情が足りない訳じゃない。
自信持って！」
ヌナの抱えてるものは大きいね。
でも大丈夫だよ。
ヌナとサランとテヒョン。
幸せそうに過ごす姿が簡単に想像できるんだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3433人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツバキ(プロフ) - のさん» 嬉しい言葉ありがとうございます(T_T)おかげで頑張れます(T_T)移行後のお返事になってしまってごめんなさい(>_<) (2019年3月24日 16時) (
レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - なささん» お返事が遅くなってすみません(>_<)そう言ってもらえて嬉しいです！2 でも楽しんでいただけるように頑張ります！ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - おきくさん» お返事がおそくなってすみません(>_<)是非 2も楽しんで下さい！♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - ARMYです！さん» お返事が遅くなってすみません(>_<)可愛いテテちゃん、だけど頼れるテテちゃんを目指してます！笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - りおさん» お返事が遅くなってすみません(>_<)楽しんでいただけて嬉しいです♪ 2も楽しんでいただけるようにがんばります^^ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ツバキ
| 作成日時：2018年10月8日 23時
