堕ちる 16 ページ17
ショッピ様に続いて部屋を出ると扉の横に女の人と男の人がいた。
昨日は無かったその人影に驚いているとショッピ様が「この人はメイドと護衛です。Aさん専用の」と言った。
「ご機嫌麗しゅうございます。A様。メイドのウグリシナと申します」
ウグリシナさんはそう言いながらお辞儀をした。
「…A様の辛い現状は把握しております。孤児院を放火魔に燃やされて家族全員を失い、この城で過ごす事になられたと…きっと不安な気持ちでいっぱいでしょう。
わたしはメイドになって日が浅いですが、全力でA様をサポートさせていただきます!これからよろしくお願い致します!」
ウグリシナさんの言葉に一瞬頭が混乱したが、すぐに理解出来た。
どうやら私は放火魔の被害に遭った孤児院の生き残りでグルッペン様達に保護された事になっているらしい。
ウグリシナさんの後ろにいるショッピ様に視線を送るとショッピ様は目を瞑りながらわざとらしく首を傾けた。
どうやら私の解釈は合っているらしい。
「…僕はA様の護衛のブルックです。A様の事を全力で守らせていただきます!」
ブルックさんはそう言いながら敬礼をした。
「あ、ありがとうございます。ウグリシナさん、ブルックさん。こちらこそよろしくお願いします」
なんとなくだが、ウグリシナさんは悪い人ではなさそうだ。
ブルックさんも悪い人ではなさそうだが…なんだろう…こんな事を思うのは失礼かもしれないが、表情が少しぎこちないような…?
「挨拶も済んだ事やし、そろそろ行きますよ。Aさん」
「ショッピ様、A様。行ってらっしゃいませ!ウグリシナ、待っております!」
「行ってらっしゃいませ」
私はウグリシナさんとブルックさんに小さくお辞儀をし、ショッピさんについて行った。
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明日花(プロフ) - このようなめっちゃめちゃいい作品があるからこのアプリはやめられない!読み終わったあとすぐ一番右のお星様を押しちゃった、、、好きです! (2022年2月13日 7時) (レス) id: 6f8c950d7b (このIDを非表示/違反報告)
シュネー - あ、もう、好きぃ……………。は?もうストライクスリーアウトなんだが。最高かよ。(褒めてる) (2022年1月24日 22時) (レス) id: 1ee7840ed0 (このIDを非表示/違反報告)
陽華 - いつか、pink物となる。私の予感 (2020年9月22日 12時) (レス) id: 4fefb0da81 (このIDを非表示/違反報告)
月夜の散歩 - ドストライクすぎて逆に鳥肌…。めっちゃハマります!あ、お星さまちゃんと右端押しときました! (2020年5月19日 22時) (レス) id: 7ad76e25a2 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ドストライクな小説(^ω^)主人公の年齢ってどのくらいなんですか? (2020年5月19日 10時) (レス) id: 7fd9de27a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KIBA | 作成日時:2020年5月1日 18時