危ないことをしたら（正門/） ページ28
(Aside)
今日は公演終わったあと
リチャくんと誠也くんの楽屋に来てみた。
2人とも風呂でも入りに行ってるんか、
今はいない。
すぐ戻って来るかなぁ思って、
待ってたら、
誠也くんのシャツが掛かってるのが見えて、
近づいてみたら、胸ポケットになんか入ってる…。
シャツを手にとって、
ポケットの中を見てみたら、
誠也くんのかっこええライターが出てきた。
蓋を開けたら、簡単に火が点いて、
おれでも点けれるやん…！
って思って何回も蓋開けたり閉じたりした。
ポケットの中にもう1個何か入ってる…
って思ったら、
たばこで、
コーラ味のお菓子みたいな形のそれを、
1本1本、積み木みたいに
畳の上に並べてみたり、
焚き火の木を並べるみたいに円状に並べてみたりしてた。
那波「A、何してるん？」
『あ、那波くん』
顔を上げて、
『これ、並べててん』
言うたら、
那波くんも楽屋の中に入ってきて
向かい側に座った。
那波「これ、誰の？」
『せーやくん』
那波「借りたん？」
『ううん、そこのシャツのポケットに入ってた』
那波「勝手に出してええの？」
言いながら
那波くんも手伝って並べて遊んでる。
『わからへん。これも入ってた』
置いてあったライターを手に持った。
那波「それかっこええな」
『やろ？』
焚き火みたいに丸く重ねた真ん中に近づけた。
『点けてみる？』
那波「え…それはマズイんちゃう？」
そう言われたときには、
おれはライターの蓋を開けて火を点けて
たばこに近づけてた。
たばこ並べた真ん中に火を点けたから10本くらい
一気に火が点いて
煙が上がった。
那波「うわ…え？これってどうやって消すん？」
『え…？え？どうやって消すん…？ど、どうやって？』
那波「煙出てるで！アカンのとちゃうっ？」
『え…どうする！？どしたらええ！？』
那波「わっ……ど、どうするん！？」
2人で立ち上がってあわあわした。
『だ…だれか呼んでくる！？』
那波「そ…そうやんなっ」
慌ててたら、
リチャ「お前ら何してんねんっ」
てリチャくんがびっくりした顔で入ってきた。
『リチャくんっったいへんなんよっっ
消せへんくなった！』
誠也「何！？空野っ、何してるんっ？」
一緒に戻ってきた誠也くんも慌ててる。
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らずべりー(プロフ) - そうだったんですか!ゆっくりで大丈夫なのでまた更新されるの楽しみにしてます！！ゆっくり休んでください！ (2023年2月6日 18時) (
レス) id: ed9e9b713f (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 体調不良など諸々あって更新できておらず楽しみにしてくださっている方には申し訳ございません。 (2023年2月5日 21時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年2月3日 1時
