A! と驚く僕の夢7 (ページ30)

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おれだけ（正門/）ページ30

(Aside)

『今日のロケ……めっちゃ疲れた…』

大晴「ホンマにな。長かったな」

小島「明日オフでよかった」

晶哉「そうですね」

『でも学校はあるやん』

小島「それはAだけな」

『え？なんで？？』

小島「大学まだ夏休みやもん」

『え？大学生ずるいやんっ』

大晴「小学生は次の日まで疲れてへんやろ」

『でもっ…』

晶哉「Aがもう少し自由になるんは高校卒業してからやな」

大晴「長っがっ！笑 8年9年ぐらい先やな」

何や、みんなオフで学校もないやん！
おれだけ、オフでも学校行かなアカンなんて、
なんでなん！？

(リチャside)

翌日、事務所から電話かかってきてびっくり。

Aが学校来てへんって。
普通に寝坊ちゃうの？て思って
寮に電話してみたら、
寮母さんは、朝は普通にAが
いつもの時間に『行ってきまーす』て
寮を出たって。

え？それヤバない？
何かあったってこと？？

慌ててAのスマホに電話したけど、
出えへん。
ヤバいヤバいヤバい。なんで？？

事務所から俺に電話かかってきたってことは、
どうせ末澤と正門は電話出えへんかったんやろから、
誰か起きててくれ〜と思いながら
グループLINEに連絡した。
「Aが学校行ってへんけど、
朝、普通に寮は出たんやって。
電話も出えへんし、何かあったんかな、
心配なんやけど」

10分くらいしてから返信があった。
正門「それは心配ですね。
俺、Aの寮とか学校の近く探しに行ってみます。」

それからしばらくしてから、
大晴から「那波が
もしかして何か知ってるんちゃいます？」
ってLINEが入った。
「那波も学校やと思いますけど、
とりあえず連絡してみますね」やって。
さすが大晴、よう気づくな。

(大晴side)
「Aが行方不明で何かあったんちゃうかって大騒ぎになりかけてるんやけど、何か知らん？」
那波にメールしたら、案外すぐ返ってきた。

那波「Aは学校行くふりして寮母さんに見つからんように寮の部屋に戻ってました。サボりです。だから何もないです」

「教えてくれてありがとう、でも返事早っっ(笑)
学校でスマホ使ったアカンのとちゃうかった？」

寮に居るなら何もないやん。よかった。