A! と驚く僕の夢7 (ページ24)

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涙を拭っていこう（リチャ/、誠也/）8※ ページ24

(正門side)

『いたぁぁいっっうわぁぁぁぁぁぁんっっ』

誠也「反省しとるなら立っとき。
お尻さすったアカン、そのまま立って反省せえ」

無理やり立たされて、
両手の甲で涙拭いながらAは
『ごめんなさぁいっっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ』
て大泣き。
Tシャツの裾から見える小さいお尻が、
見るからに痛そうに下の方が赤くなってて、
たぶんリチャくんの手形もまだ何個か見えるし、

厳しく叱られましたいうんを
見せつけるようなAのお尻と、
大泣きの後ろ姿。

その近くでは、那波がまだ丈くんの膝の上に
うつ伏せに乗せられてて、
赤くなったお尻に手を置かれたまま話をされてる。

丈「なんでAと取っ組み合いの喧嘩に乗った？
Aは年下やろ、本気で力で喧嘩したら
絶対勝つんわかってるやんな。那波らしないやん」

那波「…っ…っ……おれっ…のほうがっ…振りおぼえっ…っのっ…遅っっ…し…っ…ダンス苦手やのにっ…っ……Aっがっ…っ……途中っでっ…じゃましてっ…っきたからっ…焦って…っ…ひっく…ひっく…」

那波がそんな風に思ってたんは知らんかった。
確かに、Aは振り覚え早いし、
…まあその分忘れんのも早いけど(笑)、
センスみたいな感覚の部分ではかなり有利なとこある。
那波はどっちかいうとまだゆっくりなタイプやし
コンプレックスあったんやな。

丈「Aが振り写しの途中で突っかかってきたことに怒んのは当たり前やけど、、、怪我させんように、喧嘩ならんように止められたらよかったな」

那波「っっ…はい…っ…ごめんなさいぃぃっっ…」

那波の罪悪感を打ち消すように
丈くんがお尻を叩いた。

パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！
那波「ひぃぃっっあぁぁぁぁぁぁぁっっごめんなさいっっ…うわぁぁぁぁぁぁんっっいたいぃぃっっ…つぎは…っけんかしませんっっごめんなさいぃぃぃっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ」

丈「それやったらもうええよ。那波だけ悪いわけちゃうからな」

那波「うわぁぁぁぁぁぁんっっっっ」

やっと許されて手を止めてもらった那波は、
膝からずり落ちるように下りて
丈くんの膝の上に伏せて背中撫でられてわんわん泣いてる。