A! と驚く僕の夢7 (ページ13)

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ちょっと落書きしたら（リチャ/）ページ13

(Aside)

那波「あ！…A〜…」
困り顔で那波くんが呼ぶ。
那波「何してんねん、これ」

さっき、那波くんがスマホ見て
夢中になってるあいだに、
那波くんの左腕にペンで落書きしたった。

『えへへ。力作やろ』

那波「何を描いたん？」

『変身ブレス。』

那波「も〜。」

そのあと、眠なってソファでうとうとして寝てた。

起きたら那波くんに『A、鏡見てみ』
言われて、控室の鏡見たら、

目の周りを黒い線で囲まれて、
口の周りも……
『何これ！パンダやん！』

那波「仕返し〜」

『も〜やめてやぁ』

顔を洗って落とそうとしたけど。。。
『ん〜…全然落ちてへん…？』

洗面台で顔を洗っても、
全然落ちひん。

那波「うそ！？」

『もっかい洗ってみる〜』
洗顔で顔を洗っても、、、
『変わってへん…？』

那波「アカンな」

焦っていると、

スタッフさんから
「那波くん、空野くーん」
呼ばれた。

今日は雑誌の撮影。

那波「アカンな、早よ落とさなっ」

『落ちひんなっ』

呼ばれて、廊下に出たら、
慣れたスタッフさんから
「その顔、何！？どうしたの！？」
言われた。

那波「寝てる間に落書きしたら、
落ちへんくて。。。」

そこに、隣の隣のスタジオで撮影してた
リチャくんと大橋くんが来た。

『リチャくん！たいへんなんよ！
落ちひんねん、これ…！』
泣きそうなってリチャくんに
駆け寄って助けを求めた。

リチャ「お前っ…何なんその顔」
リチャくんに笑われた。

『笑いごとちゃう〜…
…寝とったら那波くんに落書きされてん…』

リチャ「撮影は？もう終わったん？」

「まだこれからです」
ってスタッフさんが言うたら、

リチャ「これから！？アカンやんっ」

ってリチャくんが焦ってる。

大橋「俺、クレンジングオイル持ってるよ」

リチャ「早よ落とせ！」

リチャくんにお尻を、
パンッッッッ！！
と叩かれた。
『いたいぃぃぃっっ』

思わず飛び上がってお尻押さえた。
お尻にジンジン痛みが響く。

そんなおれをよそに
リチャくんがスタッフさんに
「落書き、すぐ落とさせるんで、
ほんますんません」
って謝ってくれてる。