A! と驚く僕の夢12 (ページ3)

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寂しくて…我慢してたら（誠也/）18 ページ3

(Aside)

誠也「安心やないで、最初大晴が新聞読んでて空野の相談聞いてへんかったから大変なことなったんやんなぁ？」

大晴「え…！そうなん…！？」

誠也「空野、大晴のせいやって言うてたやんな」

『っおれそんなん言うてへんっ』
せーやくんが、焦るたいちぇをからかうから
おれも笑ってしまった。

大晴「何かあったん…？」

『んー…あったけど、あとで話せる。』
今なら遠慮せんと話せるし、
ゆっくり話せるときでええ。

誠也「大晴、汗だくやん」

大晴「次の現場移動する前に、Aのとこ寄れたら寄らな思って…」

『たいちぇありがとう』
今は「ごめんなさい」やなくて素直にそう言えた。

大晴「あぁ…でももう行かな遅れる…！」

『忙し(笑)』

大晴「ごめんなA、あとで連絡する！」
たいちぇが誠也くんにも何か言うてから慌てて出てった。

『せーやくん？』

誠也「ん？」

『今日おれのこと探しにきてくれてありがとう』

誠也「連絡取れへんかったら探すやろ」

『おん』
当たり前にそう言うてくれるのが嬉しくて
ぎゅっと抱きついたら優しく背中ポンポンされた。

結局、おれが夜眠るまで誠也くんは居てくれた。

誠也「さっきみたいに那波と電話したりせえへんの？」
風呂上がりに抱っこされてアイス食べてるときに
聞かれた。

『ひてう』

誠也「そうなんや」

『まいにちしてる』

誠也「毎日！？」

『おん、そお。帰ってきてからやと時間合わへんときあるから、昼間とか、あいてる時間とか』

誠也「それやったらええな」

『何笑ってるん？』

誠也「いや、毎日は凄いなと思って。予想以上やな」

まだお尻はヒリヒリするけど
今日は寂しない。なんかホッとする日。